同級生7（yuta.t）

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「あっ、大丈夫？」


玉「だいぶ楽になった。
起きれるし」


「そっか。」


玉「きてくれてありがと。」


「ううん。」


玉「何で俺がダウンしてるのわかったの？」


「今日マキと会っててさ。
裕太が寝込んでるって聞いて。


いつから仕事休んでたの？」


玉「一昨日早退して、
昨日と今日」



「そんなに？
連絡くれればよかったのに……」


玉「しようと思った。
すげー会いたかったから。」


「…………。」



素直な気持ちをぶつけてくれた裕太



玉「ちょっとシャワー浴びてくる。

汗かいてベタベタする」



「お風呂溜める？」


玉「そう、しよっかな。


ね、まだ帰らないよね？」



「大丈夫。まだ居るから。

けど、明日の早出なの。。


ここから出勤してもいい？」



玉「もちろん」




急いでお風呂から出できた裕太……




久々の上半身裸姿に目のやり場に困る。





玉「あ、ごめん。すぐ着るから」



「いや、大丈夫。」



すぐに新しいTシャツ羽織って



玉「元気だった？」



「うん。

裕太は？」



玉「俺病み上がり。」



……そっか




玉「あ、納車されたんだよ、車

先週の日曜日に。」



「やっときたんだ〜〜

何処か行ったの？」



玉「ちょっと買い物くらい。かな。」



「裕太…ごめんね。

私1つ言ってないことあった。」



玉「え？」



「あの日、マキ達の結婚式の日


酔いつぶれて宏光とHotel行ったのは本当。

けど、何もないの。


宏光とは何もないから。


私も酔ってたんだけど
そこは宏光もちゃんと言ってくれてたから。」




玉「……良かった。」



「この間宮っちとご飯行ってね、

聞いたよ。話。」



玉「……ごめん」



「この口が、キス……したんだ」



人差し指と親指で裕太の唇を摘んだ




「キス……だけで良かった。」




玉「A…」



「なかなか整理できなくて……
ごめんね？」



謝ったらキツーく抱きしめられた



んっ、くるしー


玉「良かった……」



裕太はただそれだけ


「裕太……ごめんね？」



玉「俺、Aいなきゃダメなんだよ。

マジでダメなんだよ…」


抱きつきながら小刻みに震える裕太に

ただただ謝ることしかできなかった



玉「誤解させて、しかもキスまで……


それに、この部屋に朝までいたのも、

マジで飲みすぎたって反省してる」





「もう、謝るの終わりにしよ」


……やっぱり裕太のここ落ち着く



ギュッとしがみついて


目一杯裕太を感じた

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