同級生7（yuta.t）

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「本気じゃないって、ちょっとからかってる感あったよ？」



那「30いくかいかないかくらいの人だよ〜？

からかうかなー」


玉「……からなわないでしょ。

昔っから、Aは鈍感だから。」



「えー鈍感じゃないって」



宮 那「「鈍感だよ」」



……ハモったw


裕太がお腹抱えて笑ってる


玉「二人、息合いすぎー」



4人でご飯食べて飲んで。



裕太達のホテルとは違くて別々にタクシーに乗った。



那「あのお客様、まさかAの彼氏だったとはねー


すごくいい人だね、空気感とかAに似てるし。

部署移動はさ、結婚のためでしょ？」




「うん。

裕太は続けていいって言ってくれたんだけど……


周りももったいないって言ってくれてるけど
現実問題、無理だよね。激務すぎる

仕事で留守がちな奥さんなんて……嫌だよね」



那「んー確かに。

今の業務だと自分のことで精一杯だよねー


子供も難しいし、
きっと私も同じ選択してると思うな」




那月も同じ考えで、すこしホッとしたっていうか。

ことごとく勿体無いとか、
子供できるまでは、なんて周りには言われてたから


私の決断は間違いじゃないってなかなか思えなかったんだよね。

「那月〜ありがとね。」



那「ん？」



もっと早く同期に相談とかすれば良かったな、って。





今月も今日で終わり。
最後のフライトも終わった。

明日は土日でお休み。


明日仕事の子もいるけど、休みのメンバーで飲みに行くことに。

ミニミニ送別会してくれるってパイロットの松岡さんが。

副操縦士のジェシーも一緒



“飲んで帰ります。
送別会してくれるって。

遅くなりそうだから先に寝ててね！”



裕太にLINEして、
近くの高級レストランへ。



7人で食事しながらスパークリングワインで乾杯。


松「異動はやっぱりキツかったとか？」


「そんな、、大変でしたけど、凄く楽しくて、色々学ばせていただいたので感謝してます。

最近まで踏ん切りが付かなかったんですけど、素敵な職場に出会えて素敵な仲間に出会えて、感謝しかないです」



松「後悔はなさそうだね、

じゃあ、結婚するの？」



ジ「え、A結婚？」


「まあ、落ち着いたら……」



ジ「え、マジ？玉森と？」


「うん」


那「ジェシー、Aの彼氏知ってるの？」


ジ「4年前とかに初めて会ったんだっけ？
共通の友達がいてさ。
那月知ってるの？」


那「この間ご飯一緒に。

Aに似てるよね、」

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