同級生7（yuta.t）

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そのまま朝までぐっすり眠った。



今月最後の土日


この日は朝から千歳の往復

この便に裕太が乗る事になってる。





宮「やっほー」


「いらっしゃいませ」


みやっちと裕太は一泊で北海道旅行。


玉「やば」


「ん？」


……


宮「玉、Aちゃんが可愛くてヤバイらしいよ〜〜」


玉「宮田、イチイチうるさい。

ウザいから」


相変わらずな二人。




二人の目が気になりつつも通常業務をこなしてる。



？「A、C席D席のお客様、知り合い？」

同期の那月に聞かれた


「あーうん、、」

那「C席のお客様めっちゃかっこいいじゃん！

紹介してよ〜〜！

ね、今夜合コンセッティングして！」


そう言って業務に戻った那月。



……言いそびれた。

C席は……裕太なのに。



ドリンク提供して、ブランケット提供したり、おかわりドリンクを提供したり

しかも、同じフロアには修学旅行生もいるから
大忙し



修学旅行生はシャッター押してって以来と、
男子校なんかだとCAさんも一緒にって写真に写ったりもする。



2時間弱の空の旅もそろそろ終わり、

シートベルト着用サインが点灯した。


全員分のベルトをチェックして。

私たちも着席、着用して。





着陸した。



機内にてお客様をお見送り。


宮「じゃあね！」


まさか、じゃあね、なんては返せないから

「ご利用ありがとうございました」

って満面の笑顔でお見送り


玉「じゃ、頑張ってね」



「ありがとうございます。」


深々とお礼して、
ニコッとしたら



目逸らされた……




え？意味わかんない。





これから一度東京に戻り、

そしてもう一度、千歳に向かい、この日のフライトを終える。


そして千歳で一泊するから裕太達とご飯の予定。


東京ー千歳間のフライトを終え、 20時前

更衣室で携帯チェックしてると





プルルルル……


裕太から電話


“もしもし？”


玉“お疲れー終わった？”


“うん、お店決まった？”



仕事終わったら裕太達と合流する事になってる



玉“さっき入ったから店のURL貼るね”


電話切ると


那「A〜
まさか合コン？」


那月がニコニコ、いや、ニヤニヤして聞いてくる



「合コンじゃないよ〜。
ご飯約束してるだけ」


那「まさか朝のお客さん？
私も行きたーい！


ね、いいよね？」


那月はひと懐っこくて、私にはないとこいっぱいあって、
すごく可愛いんだけどちょっと強引ていうか…


押しが強くて、だいたい負ける

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