同級生7（yuta.t）

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マキがスマホをいじりながら
マ「健永、今日早く終わるんだって。

久々に4人でご飯食べようよ！」



4人て、4人……だよね。



「うん。。」



健永とLINEしながらで、話がどんどん進む。


マ「ねぇ玉ちゃん体調悪いんだって？」



えっ？


「そうなんだ。」



マ「……A？」



「…今裕太とちょっと距離置いてて」


マ「えぇ！なんで？」



マキに全て話した。




マ「なんか…ごめん、」


「マキは関係ないよ！

これは裕太と私の問題だから。


もう一カ月経つからそろそろ裕太とも話さないといけないんだけどさ。」



マ「玉ちゃん体調悪いって仕事行けてないんじゃない？

様子見て来なよ」



「…うん。」




マキに背中を押されて、裕太の家に向かった。




コンビニで買い出しして裕太のマンションのインターフォンを押すも出てくる気配がない。



家の前のインターフォン鳴らすも出なくて

スペアキーでドアを開けた。




「……おじゃましまーす」



………………



部屋から返事はなく、勝手にお邪魔した。


見渡すとキッチンもリビングにも物が散乱してて



寝室には大きな呼吸して寝汗かいてる裕太がいた。



「…裕太？」


玉「ん…」


「大丈夫？体調悪いんだって聞いて……熱あるの？


すごい汗…
着替えようか？」



玉「A…？」

「うん、大丈夫？」


玉「会いたかった…」



そう言って、弱々しいチカラで抱きしめられた



「裕太、着替えよ？持ってくるから。

これ飲める？」

玉「うん。」


スポーツドリンク渡して
裕太の着替えを用意して


「薬は？
何か食べた？」


玉「ううん…」


「作るから食べれる？

おかゆがいい？うどんの方がいいかな？」



玉「おかゆがいい」


「待ってて？すぐ作るから」

冷蔵庫の中にはビールと酎ハイしかなく、

さっき買ってきた水分とゼリーを冷蔵庫にしまい

近所のスーパーで買い物して


おかゆを作った。


「裕太？できたよ。
起きれる？」


玉「うん、ありがと」




お茶碗軽く一杯食べて市販薬飲んで



「寝よっか？」


玉「もう帰っちゃう？」


寂しそうな不安そうな目でそんな事聞かれて。

「ううん、裕太が起きるまで居るから大丈夫だよ」



お腹も満たされて薬も効いてグッスリ眠る裕太の邪魔にならないように散乱してる部屋を片付けた。




玉「…A？

ここじゃ風邪ひくよ」



ソファでうたた寝しちゃってた。

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