同級生6（yuta.t）

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「裕太、えび食べる？」


玉「さんきゅ」


剥いてくれたえびを持ってきてくれた


「裕太、野菜食べなきゃダメだよ？」


目の前に置かれたサラダに手を伸ばした





玉「A、ビールは？」


「んーやめとく」


玉「じゃあチューハイにする？」



「そうしよっかな、ありがと」



マ「あ、玉ちゃーん、私にも1本いい？」


キンキンに冷えたチューハイ2本手渡した



マ「Aペースゆっくりだね？」


「うん、ゆっくりじゃないとお腹いっぱいになっちゃうし」


きっとこの間の事気にしてる



宮「たぁーまー！」


酔ってる宮田のヘルプ



大量のハマグリひっくり返すの手伝って


ミツはさすが、社交的だからがっちゃんの友達とすぐ仲良くなって、
渉も同業者がいるみたいで意気投合してる。



宮「玉、もしかして、ジェシーにヤキモチ？」



玉「は？」



宮「大丈夫だって、
だってAちゃん、玉にべったりじゃん。」



Aの事だからきっと気を遣ってくれてんのかな



玉「別にべったりでもないだろ」


気付かないフリ


宮「あはは、可愛いなー玉」


は？宮田のくせにムカつく


玉「調子のんな」


宮「ご、ごめん」





みんなひとしきり食べて、


渉お手製のつまみが並べられて、まったり





ジ「A、今日飲んでなくない？」


「そう？そんな事ないよ？」



Aが普段から飲めんの知ってんだ



みんな、仕事の話だったり
休みの日、何してるか、とか。

実はマキちゃんとは同業とまではいかないけど、ちょっとだけ繋がりがある。



ガヤも副担任だけど、授業はしてるから、休みも授業内容纏めたりで、休みが休みじゃない、って。

ミツも休日に取引先から連絡もこれから増えるからって先輩に言われてるらしい。



6時間近く飲み続け、
日付もそろそろ変わる頃





二「花火しよーぜ」


酔ってるニカが言い出した


打ち上げは迷惑だからって手持ちをちょこっと


みんな酔ってるからテンションも高くて
笑い転げる22歳





渉「あれ？Aは？」




渉の一言でAが居ないのに気づいた




玉「トイレ…かな」



みんなの輪を抜けて、Aを追いかけた





……




「ちょっと〜

知ってるでしょ〜？

裕太がっ…」




……は？




ジェシーがAにキスをした



フラフラしながらも両腕でジェシーを跳ね除けたA


「ちょっとっっ」



ジ「俺、Aに彼氏居ても関係ない。



好きだよ、Aの事」

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