同級生（yuta.t）

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ニカside


中学入学して北山宏光ってヤツと仲良くなった。


最初調子乗ってね？って思ったけどすげーいい奴



夏休みクラスのみんなで花火大会に行く事に。

とりあえず来れるヤツ15時に集合ってめっちゃアバウトな約束。



北ミツと待ち合わせ場所に来た。

女子みんな浴衣じゃん！
テンション上がるわ〜




結局4人になっちゃって、花火終わったら俺から見てミツに気がある女子がミツと消えた…



もう1人の女子と二人じゃん……ってか、名前なんだっけ？

俺、結構人見知りなんだよな。


女「二階堂くん…」


二「あ、俺、用事思い出したから帰るわ。。」


浴衣姿の女子残すの…白状かな。

でも、勘違いされたくないし。






本当は用事なんかない。




歩いてると…

同中の子


あれって…ミツの話に出てくる子だよな、、

確かAちゃん…？






二「あの…」


「はい…」


二「東中の2組のAちゃんだよね？」



「えっ？」


二「俺、４組の二階堂って言うんだけど。

北ミツの幼馴染でしょ？」


「えっ、まぁ…」



ミツがよく、Aちゃんネタ話してる

あんだけ話すくせに二人が話してるの見たことない。
Aちゃんを避けてるミツがよくわかんない


二「ね、一緒に帰ろ？」


…人見知りだよな、俺。

あまりにもミツから色々聞いてるからか、気付いたら誘ってた



二「よく、ミツから話聞いてるよ？」



「えっ？宏光が？」


二「虫が嫌いとかー
好き嫌い多いとかー
泣き虫とかー」


「軽く悪口だよね。」


二「字上手いとか！！」



「…気使って褒めてくれてありがと。」



二「いや、マジで、悪口っちゃ悪口なんだけど、
そういう感じじゃないよ？」


本当はカーテン閉め忘れて着替え姿見ちゃったとか、
胸がちっちゃいくせにブラがえろいとか。


それは伏せとこ…

「二階堂くんって優しいね？
今日クラスの子と来たの？」


二「4組集合したんだけど、結局4人とかで回って、
ミツどっか行っちゃってさ……」



「あー、さっきちらっと見かけたけど。」



二「ってか、Aちゃんは？友達大丈夫？」


「うん、私はお邪魔虫だからさっさと帰らないとねw」


二「この祭りで一気にカップル増えるよな〜」


「だよね…」


一気に顔色変わったように見えた。


もしかして、失恋したとかかな…


二「ね、門限ある？花火しない？」


「花火？」


さっき射的で当てた花火。



「やりたい！！」

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