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キース「全員注目！！」
朝、私達調査兵は団長の命令により全員集められた。
団長の横、皆の前にはリヴァイ、イザベル、ファーランが立っている。
…彼等の紹介ね。
…ふふ、制服中々似合ってるじゃない。
キース「今日から我々と共に戦う3人を紹介する。お前達、皆へ挨拶しろ。」
……。
リヴァイ「リヴァイだ…。」
……。
イザベル「イザベル・マグノリア。よろしく頼むぜ！！」
……。
ファーラン「ファーラン・チャーチ…です。」
……。
…リヴァイは、名前しか言わない。眉間にシワを寄せ私達を睨んでいる。
イザベルは、タメ口。腕組み。
ファーランは、…一応敬語ではあるけれど、敬礼のポーズを間違えている。
…駄目だわ、これ。
全員唖然としている。"何だコイツら"、という思いがそこらからひしひしと伝わってくる。
…これは…庇えないわ…。
キース「……3人はフラゴンの分隊へ入る。フラゴン、面倒を見てやれ。」
フラゴン「じ…自分の隊でありますか！？」
彼はフラゴン・ターレット。エルヴィンの同期で、彼と同じく分隊長の1人。
…結構頭が固めの人。私この人そんなに仲良くないのよね。
キース「なんだ、不満か？」
フラゴン「い、いえ。てっきりエルヴィン分隊長の下へ入ると思っていたものですから…。」
キース「エルヴィンには壁外調査で行う新陣形に備え、全体指揮の補佐を任せる。」
、エルヴィン…貴方いつの間にそんな出世してるのよ…。
私今このエルヴィン分隊長の補佐って信じられないんだけど…？？
あ、実は私出世してエルヴィンの補佐になってます。
キース「そのため彼に新兵の面倒を見る余裕はない。分かったか？」
フラゴン「はっ！承知しました！！」
キース「以上だ。それでは各分隊、報告事項のある者＿＿」
フラゴン「……。」
…ま、彼はリヴァイ達のことについて、反対派だろうとは思っていたけれど…どうなるかしらね。
…エルヴィン、私新陣形とか聞いていないんだけれど。私一応貴方の補佐なんですけど。
エルヴィン？？？
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作者名：みれい | 作成日時：2024年3月11日 20時
