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A「ありがとう、レオ。良い方法が思いついたかも。」
レオ「…えっ今ので？まぁ思いついたなら良かったけど…」
A「えぇ…ちょっと無茶すると思うから、危なくなったら助けてね。」
レオ「え……何する気…？」
A「………単独行動？」
……エルヴィンには怒られるでしょうけど。
人命には変えられないものね？
A「…大変。そろそろ帰らないと本気で怒られるわ。レオ！また今度！」
レオ「あっうん！！またデートしようね！壁外調査気をつけて！」
…次もすることはデートなのね。
ハンジ「遅いよA〜〜！！！」
A「っうわ、」
兵舎に戻ると急に後ろからハンジに抱きつかれる。
…重い……
ハンジ「何してたの？何か買った？」
A「デートよデート。」
ハンジ「えっ」
A「ちょっとやることがあるから先に戻るわ。」
ハンジ「えぇぇぇえぇーーーー？！？！？！」
うるさっ…
ハンジ「ちょっと待ってちょっと待ってお願い！！！」
ガシッと力強く両肩を掴まれる。
A「もう…何よ。」
ハンジ「誰と？！？！？！」
A「…内緒。」
ハンジ「ねぇぇAーー！！」
いやほんとにうるさいわねこいつ。やることあるから戻るっつってんでしょうが。離せ。
ナナバ「あれ、Aおかえり。遅かったね〜」
A「ナナバ…こいつどうにかしてよ。」
ハンジ「ナナバ！！A！！！デートしてたんだって！！！」
ナナバ「…ほう。ちょっと待ってて。」
そう言ったナナバはUターンして戻ったあとすぐに私達のところに帰ってきた。
……エルヴィンを連れて。
A「…何で彼を連れてきた訳？」
ナナバ「その方が楽しいかなって。」
……やっぱりナナバって愉快犯よね。
エルヴィン「…私何のために連れてこられたんだ？」
エルヴィンはだいぶ困惑してる様子。
…ナナバ何も言わず連れてきたの…？？
ハンジ「ねぇ！！！誰と！！！デート！！！したの！！！」
A「だからうるさいって…！！」
エルヴィン「…デート？」
ハンジ「そうそうそうなんだよ！！Aったら市場デートしてきたらしいの！！」
エルヴィン「…なるほど。」
ナナバ「それでそれで？デートのお相手は？」
ハンジ「調査兵？それとも他の団？それとも一般人？！」
はぁ…
A「ただ私が目をかけている子供よ。」
3人がぽかんと立ちすくんでいる中を通り抜け、私は部屋に戻った。
ハンジ「子供かよ！！！！」
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作者名：みれい | 作成日時：2023年9月8日 0時
