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ハンジ「へぇ〜〜〜！！！！そんなことがあったの？？」
帰ってきたハンジについさっき起きたことの説明を軽くした。
そしたらこの反応。
……次私に黙って市場に行ったらブレードで削いでやる…
ハンジ「モテる女も大変だね！」
…まぁいい笑顔。ほどよくぶん殴りたくなるわ。
ハンジ「にしてもあのエルヴィン分隊長があなたを助けたとはね〜。」
A「えぇ…私も驚いたわ。話したこと無かったのに。」
ハンジ「助け方もスマートだし。Aどう思った？」
どう…とは。
A「何の話？」
ハンジ「エルヴィン分隊長のことさ！助けられて…芽生えたり…？」
A「だから何の話よ？」
ハンジ「Loveな話！！」
…恋愛的に見たかどうかということね。
……こいつほんとに私のそういう話好きね…
A「残念ながら見ていないわ。いくら助けられたとはいえ初対面の相手にそう簡単に好意を持つわけないでしょ。」
ハンジ「うーん道のりは長い…まぁ私もあなたの心の扉開けるの時間かかったもんね〜」
……。
その話をするのはだいぶやめて欲しいのだけど…
ハンジ「でも今までの男と違って、嫌な気持ちは持たなかったわけでしょ？」
A「そりゃ助けてもらった相手だし…ディナーに誘われなかったし…」
初対面でディナーに誘われなかった、これ結構大事なのよね。
ハンジ「向こうも恐らく好意を持ってくれているでしょう？敬語を外してくれと言ってくるほどにさ。」
A「それは……」
そこは私にも謎なのよね…
何故呼び方を変えさせたのか、敬語を外させたのか……
ハンジ「わんちゃん有ると思うんだけどな〜！！」
…なんか腹たってきたわ……。
…私とエルヴィンがそういう関係に…ねぇ？
………。
今のところは全く考えられないわ…
エルヴィンと、ということが考えられないんじゃなくて…
私が誰かとそういう関係になることが…
……ハンジのおかげでましになったかと思ったけど、…
案外そうでも無かった…ってことかしら。
何がって？…人と関わることに対する恐怖よ。
……これ言ったらハンジに怒られそうね。
…あいつ怒ると怖いのよ…普段ヘラヘラしてる癖に。
昔、この世界に来る前見た進撃の巨人原作者のインタビュー、キャラクターの中で1番怒ると怖いのはハンジだって見たわ。
……このことは秘密にしておきましょうか。
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作者名：みれい | 作成日時：2023年9月8日 0時
