転生先は残酷でとても美しい世界だった【進撃の巨人】 (ページ13)

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…あれから、ハンジが私に付きまとってくることは無くなった。

良かったと言うべきかなんと言うべきか…

今日もいつも通り訓練。1人で淡々とこなす。

｢なんか、鼻につくよね〜｣
｢自分は周りと違いますって雰囲気？うざくない？笑｣
｢教官に贔屓されていい気になってんだよ｣
｢調子乗ってるよな｣

…周りが何と言おうが関係ない。成すべきことをするだけ。
気にしてるだけ時間の無駄よね。

ああやってコソコソ言うしか脳の無い奴らは、その程度の奴らってこと。

…こうして私の持ち物が切り裂かれていたとしてもね。

A｢……はぁ、｣

くだらない連中。

…？向こうが騒がしい。何かあったのかしら…？
一応見に行ってみよう。

｢やめなよハンジ！！｣

ハンジ｢うるさい！何も知らない部外者は黙ってろ！｣

？？？

ハンジって…あんなキャラだっけ？？
違うよね？もっと穏やか(？)だったよね？

何が起こってるの…？

ハンジが誰かの胸ぐらをつかんでる…？

｢何よ、離してよハンジ！！｣

ハンジ｢嫌だね、反省しろ。｣

｢急になに？！何であんなやつの味方すんのよ！｣

ハンジ｢何も知らない部外者が！！あの子を悪く言うな！！｣

あの子…？

｢っ……！ねぇ、あんた！何とかしてよ！あんたのせいよ？！｣

胸ぐらを掴まれている彼女と目が合う。
あんたって…私…？

ハンジ｢！…A…｣