笑えなくなった私の友達

その20 ページ20

あー、寒い寒い。

それがみんなの口癖となって言った。


それと共に増えるのが志望校どうしよう。や、
高校合格出来るかな。だ。


私もその部類に入っているし、実際それしか言ってないと言えば間違えでも無い。


あの子の友達は専願で受けるらしい。
2月が終わればひゃっはー状態。


私立なぁ。楽だなぁ。なんて考えるけど親高校第一と考えて公立を選ぶ。


専願だったら女子校だし。男子いないから良いけどなんかねぇ。


焦りが見え始める中、どんどん迫り来る入試の日。

今更後悔なんてしても遅いのに。
ひたすら迫り来る危機と戦うだけ。


大嫌いなクラスの子達と。

「受験は団体戦」の言葉と共に歩んで。


大嫌いな綺麗事と。クラスの席で冬休みが近づく。

私、受験する学校ひとつ落としたの。


なんて。どうでもいい友達の話を聞いて流した。


人間関係って複雑だね。難しいよね。

それでも1人になれない私はただの弱虫。


私の秘密をいとも簡単にバラした友達と。
自己満足、自己中野郎の友達と。
私が良ければの友達と。
無知無能な友達と。

横並びでせーのって足を踏み出す。


上辺だけの友達ごっこをする私は。
到底ついていけない。ついて行きたくないんて無いから。


あの子の存在を求めてひたすら目を背ける。


ー嫌い？

ーそんなんじゃない。


ーじゃあ何？

ー私もいつも私1番の考え方なだけ。







ーー
こんにちは。

ここでこんな事言うのはアレですが。
メル友？LINE友達？ですかね。になりませんか？
コメント欄以外でも感想聞きたくて。
いいぞー。と言う方はぜひコメント欄に一言入れてください。

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