【Fischer’s】貴方の為なら

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「はーい。スエーデンリレーの人は本部の方に集まってくださーい」


『やばい。緊張してきた。』

マ「そーかー？」

『緊張しないの？逆に。吐きそうだよ。』

マ「え、やめてね？笑笑」

キリキリ緊張からいたむお腹をおさえ、始まるレースを見る。

『あ、あー。マサイ君2番目？』

マ「同じクラスなんだからさー。把握しといてよー」

『あ、なんか申し訳ない。』

マ「いーよ。笑がんばろーね。」

『うん！頑張ろ！』

マサイ君とハイタッチをかわし、マサイ君は位置に着く。

1番が良かった。理由は簡単！

100メートルだけだから。

2走者目は２００。3は300、4は400。

マサイ君は２００らしい。

「位置について。ヨーイ」

パーン

と、音がなれば一斉に走り出す。

『しるく！しるく頑張れ！』

1番に立ったしるく。

あっという間にマサイ君にバトンが渡る。

『マサイ君！頑張って！』


『しるく！お疲れ！』

シ「おーおー。疲れたー！てか、3走者目、モトキだってー。」

気付けばマサイ君から次のなんとか君にバトンが渡っていて。

その後を追うのはモトキ君のクラス。

『はっや、、、、、』


抜かされそうになりながら頑張ってくれたなんとか君。

そして少しの僅差でアンカーにバトンが渡った。

『頑張れ、、、、、。頑張れ！』


しるくも、いつの間にか来ていたマサイ君も。
叫んでた。勝ってほしいから。



『ゴォォォール！一位は僅差で青団！』

私のクラスでも私達のいるところでも感性が起こった。


『やった！やったぁぁぁぁ！』

シ「やったな！女子もがんばれよ！」

『頑張る。頑張るから。応援よろしくね！』

2人は笑ってこちらを見た。

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