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｢みっくん、逃げる気だね｣
そう言うと、
歯磨き粉をたっぷりのせたハブラシを口の中に突っ込まれる。
｢ほんなんきいてなんになんだよ｣
口の中あわあわで喋るからよくわかんない。
私も、もっこもこになった口をゆすいで
タオルで拭くと
｢抱っこしてやろっか｣
って、珍しいこと言ってくる。
｢やだ、いい｣
｢なんでよ。ほら、来いよ｣
｢今日はいらない｣
｢はぁ？｣
両手広げてるみっくんをスタスタ素通りして
寝室へやってきた。
先にベットに入ると
その後すぐやってきたみっくんは後ろから私を包み込む。
｢Aー｣
機嫌とる様に、名前呼ばれて。
｢だってみっくん教えてくれないんだもん｣
｢じゃあ逆にA言えんのかよ｣
私は至って普っ通ーの人生生きてきたからね？
お付き合いした人数なんてそれこそ
人並み(もしくはそれ以下)なんだから。
なんとなく思い出しながら、
右手で小さく指を降りながら数えていると
6人目を折り返したところでみっくんの手がそこに被さる。
｢つか、いいよ、ほんとに言わなくても｣
｢…そう？｣
｢ん。寝ようぜ｣
被さった手は、指を絡めて握られて。
さっきよりも強く私を抱きしめるから、
私の後ろ側が全部みっくんにくっつく。
｢みっくんだって、こういう時ばっかり｣
｢やなの？｣
｢…やじゃないけど、｣
｢んはは(笑)やっぱ可愛いな、お前は｣
ちゅって後頭部にキスするみっくん。
結局、上手いことみっくんに
言いくるめられてる気がするんですけどー。
｢こっちむいて｣
言われて素直に寝返りをうてば、
早々唇にも、ちゅってキスしてくる。
じーって見上げると
またしても、ちゅって。
｢いーじゃん。
もう俺はAのもんなんだから｣
言ってて恥ずかしいのか、
ふふって笑うみっくん。
｢ほら、好きにしていいよ｣
ぐいって腕引かれて、
みっくんの上に乗せられる私。
｢…好きにしていいの？｣
｢どーぞ？｣
余裕そうに、
ちょっと顎上げながら笑うみっくん。
きっと数々の女性と
あんなことしてきたであろう(？)みっくんを独り占め出来て、更には私の好きなようにしてもいいだなんて。
もう人数とかどうでも良くなるくらい
満足しちゃってます。
…私、
みっくんの弱点いっぱい知ってるんだからね。
言われたとおり、好きにさせてもらお。
end.
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mayumitsu(プロフ) - きたーまさん» きたーま様！いつもありがとうございます(;∀;)北山夫婦頑張って書きますつっ！！ (2020年5月14日 17時) (
レス) id: 345bfb68f2 (このIDを非表示/違反報告)
きたーま(プロフ) - 続きが気になります！！ (2020年4月21日 16時) (レス) id: ee6ee92f1e (このIDを非表示/違反報告)
mayumitsu(プロフ) - はちみつみゆさん» はちみつ様がコメントを！嬉しすぎて泣きそうです´ω`)そして読んで頂けたなんて！ありがとうございます(土下座)北山さんと同じ時代に生きているんですからまだ分かりませんよ！希望を捨てちゃダメです！いつか来るその時の為に頑張ってお手入れしましょう(笑) (2020年3月10日 11時) (レス) id: ec974919f6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつみゆ(プロフ) - あぁ、乳にニヤけるのを唇を噛んで誤魔化すの想像出来すぎて萌え！グラビアチェックしてるくらいですから絶対乳好きですもんね…私の乳は出る幕なし…(いらない情報)でもちゃんと優しくしてくれるところもあるから罪な男ー！素敵なお話ありがとうございました♪ (2020年3月9日 22時) (レス) id: 7eaa343f00 (このIDを非表示/違反報告)
mayumitsu(プロフ) - りーちゃんさん» あはは、ありがとうございまーーーす！！！(´ε｀ )絶対寝る時触ってくるタイプですよ、彼は！(笑)うんうん、カレンダーヤバイデスネ、、私の部屋はもう12月が飾られています…(*´`) (2020年3月8日 9時) (レス) id: ec974919f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayumitsu
| 作成日時：2019年5月20日 18時
