______6 ページ14
家に帰ったら、
今日こそ電話してみよ。
って思いながら、玄関の鍵を開けてると
カバンの中でケータイが震えてる事に気がついた。
急いで部屋に入って確認すると、
まさかのみっくんからで。
「みっくん!、あのね、」
『A、お前藤ヶ谷といただろ』
「へ?なんで知ってるの?」
『あいつわざと俺に写真送ってきやがった』
「写真って、……えー!うそ!?最悪!」
『はあ?どーいう意味だよそれ』
「違うっ、不意打ちだったから変な顔かなって」
『あー、めっっちゃブスだったわ(笑)』
「…最っ低(笑)久しぶりに声聞けたのに
なんでそんなこと言うのっ」
『…わり、ちょっと立て込んでてさ。
寂しかった?』
「……寂しいに決まってるじゃん。」
『ふふふ。そんなAちゃんに
イイコト教えてやろっか』
「なにー?」
『週末帰りマース』
「ほんと?!」
『いっぱい遊んでやっから、
もーちょいいい子にしとけよ』
:
:
:
:
「焦げてんぞ?」
「………はっ、みっくん?!」
「え、ウインナー」
「あ、ははっ、ほんとだ、はははっ、おはよー」
「?。……おはよ」
首傾げながら、洗面所に向かったみっくん。
なんか、昔の事思い出しちゃった。
焼き途中だった焦げ寸のウインナーをお皿に盛って、食卓に並べるとみっくんが戻ってきた。
「だいじょぶか?」
「うん、」
「へんなの。
ま、今に始まったことじゃねーか(笑)」
ふふって笑うから、
失礼なっ!ってみっくんの肩をぺちんて叩く。
「あ、そーいえば今度藤ヶ谷来るかも」
「ふッ、ふじがやせんぱい?!」
「え?うん…、二階堂も来るけど」
「あ、あぁ、うん、
早めに教えてね、ご飯の準備あるから」
「あいよ」
タイムリーすぎるでしょ。
びっくりしたぁ。
ご飯を食べ終わってお皿を片付けていると、
Aー、って私を呼びながらキッチンに来るみっくん。
「やって」
結び途中のネクタイをプラプラさせて、
シャツのカフスを閉めてるみっくん。
「………はい、できたよ」
結んであげてみっくんを見上げると、
唇を突き出してぴよぴよってしてる。
「(笑)。なにそれー」
「こーしたらそりゃもう、チュウでしょ(笑)」
笑ってるとみっくんから顔近づけてくるから、
私からもそこへ近付くとちゅって短くキスした。
みっくんとの幸せな結婚生活があるのって
あの時の藤ヶ谷先輩のおかげだったり…する?
1062人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mayumitsu(プロフ) - きたーまさん» きたーま様!いつもありがとうございます(;∀;)北山夫婦頑張って書きますつっ!! (2020年5月14日 17時) (レス) id: 345bfb68f2 (このIDを非表示/違反報告)
きたーま(プロフ) - 続きが気になります!! (2020年4月21日 16時) (レス) id: ee6ee92f1e (このIDを非表示/違反報告)
mayumitsu(プロフ) - はちみつみゆさん» はちみつ様がコメントを!嬉しすぎて泣きそうです´ω`)そして読んで頂けたなんて!ありがとうございます(土下座)北山さんと同じ時代に生きているんですからまだ分かりませんよ!希望を捨てちゃダメです!いつか来るその時の為に頑張ってお手入れしましょう(笑) (2020年3月10日 11時) (レス) id: ec974919f6 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつみゆ(プロフ) - あぁ、乳にニヤけるのを唇を噛んで誤魔化すの想像出来すぎて萌え!グラビアチェックしてるくらいですから絶対乳好きですもんね…私の乳は出る幕なし…(いらない情報)でもちゃんと優しくしてくれるところもあるから罪な男ー!素敵なお話ありがとうございました♪ (2020年3月9日 22時) (レス) id: 7eaa343f00 (このIDを非表示/違反報告)
mayumitsu(プロフ) - りーちゃんさん» あはは、ありがとうございまーーーす!!!(´ε` )絶対寝る時触ってくるタイプですよ、彼は!(笑)うんうん、カレンダーヤバイデスネ、、私の部屋はもう12月が飾られています…(*´`) (2020年3月8日 9時) (レス) id: ec974919f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mayumitsu | 作成日時:2019年5月20日 18時