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発表会の当日、
ニカちゃんと最寄りの駅で待ち合わせてして電車に乗った。
駅から少し歩くと小さめなホールに到着する。
始まる時間より早く着けたから、
ニカちゃんと2人で裏口へ。
「おーす。千賀いる?」
「おう、二階堂じゃん。ちょっと待ってな」
知り合いのスタッフさんらしき人にニカちゃんが、声をかけると奥から千ちゃんが出てきた。
「Aちゃん!来てくれてありがとぉ」
バンダナにキャップ姿で、
ルーズなタンクトップを着てるから男らしい肩が丸見えだった。
部屋から出てきた千ちゃんに続いて、
小さな子供達がわらわらと続く。
「せんせー!なにしてるのー」
「せんせーのかのじょだぁ!」
「ふふふ。可愛いね。頑張って、千ちゃん」
「ほら、もう、静かに!
Aちゃん来てくれたなら頑張れるから」
「俺もいるけどなー」
「ニカぁ!会いたかったよぉ!」
ふざけてニカちゃんをハグする千ちゃん(笑)
本当に2人、仲良し。
会場に戻って、ニカちゃんと座席に座った。
前の方は親御さんたちで埋まってるから、
後ろの方だけど真ん中が空いてたからそこへ。
パンフレットを読んでると、
会場の照明が落とされて音楽が鳴り出した。
・
小さい子たちが一生懸命踊っているのを見てたら、感動して親でもないのに何故か泣いてしまってそれを見て笑ってくるニカちゃん。
学年が大きくなるにつれて、
ダンスの迫力も見応えあるものに変わっていく。
これ、千賀のクラスだよ。
ってちょこちょこ教えてくれるニカちゃん。
すごいなぁ。
振り付けも全部考えるんだって。
全部のクラスが終わった後、
ついに講師たちの番がやってきてDJみたいな人がケントー!ってコールする。
初めに出てきた千ちゃんは
ソロでダンスをキメてきて普段店で見てる千ちゃんとはまるで別人だった。
表情も、仕草も。
可愛くてわんちゃんみたいな千ちゃんはどこにもいなくて、ステージに立ってるのは1人の立派なダンサーで。
瞬きするのも惜しいくらいに、
ずーっとステージに釘付けになった。
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mayumitsu(プロフ) - chocoさん» 最後までありがとうございましたー(´TωT`)本っ当に長くおまたせ致しました!キスブサのキュンキュンして!お願い!みたいに千ちゃんには甘えてきて欲しいので私の欲望のままに書きました!(笑)千ちゃん本当に可愛いですよね、もう天使にしか見えませんっ♪ (2019年9月13日 18時) (レス) id: b5e7320542 (このIDを非表示/違反報告)
choco(プロフ) - 最後まで読ませて頂きました。mayumitsuさんの小説の千ちゃんが可愛くて、優しくていつも読んでいてキュンキュンしていました。千ちゃんなら遠距離恋愛になっても大きな愛で包みこんでくれそうですね!!また他の作品も楽しみに読ませて頂きます☆ (2019年9月11日 0時) (レス) id: 0da52d1ac2 (このIDを非表示/違反報告)
mayumitsu(プロフ) - あおいさん» はじめまして!わー、ありがとうございます(´TωT`)大切なお時間を使って私のお話を読んでくださったなんて…嬉しいです!更新頑張ります! (2019年9月9日 16時) (レス) id: b5e7320542 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - はじめまして!恋愛のススメからmayumitsuさまを見つめて、1週間かけて全ての作品を読ませて頂きました!!どの作品も好きです…大好きでした…これからも更新楽しみにしています!! (2019年9月6日 17時) (レス) id: fc0fa14de4 (このIDを非表示/違反報告)
mayumitsu(プロフ) - chocoさん» chocoさま、ありがとうございます!まだ見ていてくれて嬉しいです(;∀;)あと少しなのに全然まとめられなくて…(´TωT`)千ちゃんは私より年下なのでベタベタに甘えてきてほしい願望があるので妄想垂れ流しであります!!← (2019年9月5日 17時) (レス) id: 6bfd28f760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mayumitsu | 作成日時:2019年5月8日 18時