恋愛のススメ〜北山の場合〜

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そのままソファで北山さんに愛されて。




動けない。ってなってる私の頭を撫でて

｢風呂洗ってくるから一緒に入ろーぜ｣

ってパンツだけ履いて
お風呂場に向かってった北山さん。



よく、そんなすぐ動けるね…。



てか、そんなに一緒にお風呂入りたいの？


可愛いなぁ。



床に散らばった洋服を着ながら、
北山さんの体力と愛らしさに笑がこぼれた。






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Aの愛情を確かめたくて、
ちゅーのおねだりをしたらタマに見つかって殴られた。


そっから家に着いてもぷりぷりしてるA。


こりゃ完全に裏目に出たな。




軽い軽いって、俺の事軽蔑してくるAだけど、全然分かってねー。


俺、だいぶAのこと好きなのに。



弱い首元にキスしてあげれば、
小さくピクって反応してるの見逃さない。



バレてないと思ってんのか、
まだ反発してくるA。



北山さんの本気、出しちゃう？





強気だったくせに、キスだけでフラついちゃうAをソファへ座らせる。


可愛い。


早く名前で呼んでくんねーかな。



力入んないのか、
ソファに埋まって俺を見上げるA。




｢…本当に私だけ？｣




少し前にも聞かれたけど。


前までの俺を知ってるから、
いきなり信用なんて出来ないよな。



不安に思うなら
その度にAが好きだって伝える。

何度だって。




まぁ、いくら言葉にしたってどうせそんなのはちっぽけだし、なら実際に俺が証明すればいいってだけの話だ。









つか、俺ヤバいな。


自分で思ってた以上に相当重い。





恥ずかしくなって、
そういえばちゅーしてもらってねぇなと思ってダメ元でもう1回おねだりしてみる。

ちょっとふざけながら。





そしたら予想外にもAは、
可愛すぎるちゅーをしてくれたもんだから
もうそっからは止まんない。





さっきまで疑問だったけど、
ちゃんとAも俺の事好きじゃん。


どんだけ焦らせんだっつーの。






そのままソファでしちゃって、
ぐてってしてるAを横目に風呂にお湯ためにGO。



Aんちの風呂、
狭いから湯船に2人つかれねぇんだもん。


浴槽をシャワーで流して、
栓をしてから湯はりのスイッチを押した。

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