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「きもちくなっちゃった?」
立ってられなくなりそうで、
思わず北山さんの洋服を掴んだらニヤリと笑ってそう聞かれる。
あんなキスをしておきながら、
当の本人は全然余裕そう。
「……ちがうもん」
嘘バレバレの否定しかできなくて、
また北山さんに笑われる。
「とりあえず、上がんね?」
玄関で、まだ靴も履いたままの私たち。
私の家なのに、
北山さんが言うのもおかしいけど
そうすることにした。
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俺のくそダサい告白にAはOKしてくれた。
(必死感丸出しすぎたな)
つか、とっくにっていつからだよ。
後でまた尋問してやる。
この期に及んでも、
反抗的なAが可愛くてキスした。
好きだって気持ちが全部Aに伝わる様に、
ゆっくり、優しく。
けど途中からそんなのどっかいって、
気付いたら夢中でキスしてた。
だんだんAから漏れ出す吐息とか、
声とか。
簡単に俺を煽ってきやがる。
ギュッて俺の洋服を掴むAの表情を薄目で見れば、もうそれはたまらなく愛しくて。
靴も履いたままだった俺達は
やっと部屋ん中へ移動した。
Aの手を引いて、ソファへ腰掛ける。
俺が先に座ったら、
少し距離を開けて後からAが座るからもう一度座り直してAの隣にぴったりくっついてやる。
右手をAの背中の後ろに通して、
そのまま肩を抱いて俺の方に抱き寄せる。
俺の胸んとこにぽすって収まるA。
「で、とっくにっていつから?」
「……えぇ?」
「Aはいつから俺の事好きだったの?」
俺の右腕の中から、バッて顔上げて
赤い顔で見上げてくるA。
「教えてよ」
髪を撫でてやれば目がキョロキョロと泳ぎ出す。
「…そんなの、わかんない。
気づいたら好きだったから」
ぼそぼそと喋って、
また俺の胸にぽすって身体を預ける。
はい出た、Aのデレ。
「そか。そんなに俺の事好きか」
照れ隠しに睨んでくるAだけど
怖いどころか耳まで赤くなってて可愛いだけだ。
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mayumitsu(プロフ) - あやみつさん» あやみつさん、宏光に3回も抱かれちゃったんですね…|ω・`)イケナイ人妻ですね!(笑)日々更新される北山さんが超絶爆イケで私このまま来月生の北山さんを見たら本当に命の危機だと思います…! (2019年5月12日 2時) (レス) id: a6361f69c3 (このIDを非表示/違反報告)
あやみつ(プロフ) - いやー!!ドーム3日間通った後のこの小説たまりません!!(;_;)もう爆イケ宏光を堪能した後にこんな素敵なお話が読めるなんて幸せすぎます!!いつもマメな更新本当にありがとうございます☆日々の楽しみがあるって幸せです(*´-`*) (2019年5月10日 0時) (レス) id: bce3db38ac (このIDを非表示/違反報告)
はにぃ☆(プロフ) - mayumitsuさん» 楽しみにしていますね! (2019年5月9日 0時) (レス) id: fb0e47a720 (このIDを非表示/違反報告)
mayumitsu(プロフ) - いえいえ、お気になさらずに〜!来月殺られる予定です(笑)ドームが私の墓場になります(´-`)更新が途絶えたらこいつ死んだなと思って下さい(笑) (2019年5月8日 22時) (レス) id: a6361f69c3 (このIDを非表示/違反報告)
みちこ(プロフ) - ごめんなさいm(__)m名前間違えていましたね( ; ゜Д゜まゆみつさんなのに(TT)ホントにすみませんm(__)mみっくんに殺られまくりましたよ(//∇//)まゆみつさんも殺られに行きますか?殺られてきて下さい(^.^)名前間違い本当にすみませんm(__)m (2019年5月8日 22時) (レス) id: 95022a0a60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mayumitsu | 作成日時:2019年4月14日 17時