67 ページ17
ー
笑っちゃったら、
もうどうでもよくなっちゃった。
難しいこと考えるのはやめる。
今まで通り、
北山さんはお友達であり大切な常連さんで。
たまに出ちゃうチャラ山は
もう癖みたいなものだからしょうがない。
慣れればいいんだ、私が。
いちいち北山さんの挙動にドキドキするなら、
最初から割り切ればいいんだよね。
そうしたら、
北山さんとは仲良くなれそうな気がする。
よし、そうしよう。
:
数日後。
今日お店にいるのは、ニカちゃんと北山さん。
ニカちゃんってきっと北山さんが大好きなんだろうな、とても楽しそうに喋って手を叩いて笑ってる。
閉店時間を過ぎて、
横尾さんが外の看板をCLOSEに変えたから
私もカウンターでご飯。
今日は北山さんの隣が空いてたから
そこへ座った。
片付けが終わった横尾さんも私の隣に座って。
｢おつかれ｣
隣から北山さんがグラスを差し出してきたから
お疲れ様です。って私も水の入ったグラスをそこに重ねる。
｢Aー、おつかれ！｣
奥のニカちゃんも
持ってたジョッキをクイって上げてくれた。
｢で、次の飲みいつ？｣
｢は？自分でやれよ｣
｢なんでよ！
ミツいないと女子達来ねーじゃん｣
｢知るかよ｣
｢この前の読モの子達呼んでよ〜｣
あぁ、ニカちゃんが北山さんを慕ってるのは
こういう意味でもあるわけね？
｢あ、Aの友達は？｣
｢ふぇ？｣
｢なんかいい人いない？紹介してよー｣
いきなりニカちゃんに振られて、
チャーハン食べながらふりむく。
｢飲み会とかしよーよ｣
｢それ合コンだろ｣
反対から横尾さんが突っ込む。
｢んー、
良いけどニカちゃん歳上平気なの？｣
｢え、全ッ然余裕だけど｣
｢じゃあ声掛けてみよっか｣
｢マジで！！A姉頼れるぅ！｣
軽い感じで返事して、
またご飯を食べ出すけど
隣の北山さんはすっっごい顔して私を見てる。
だから思わず2度見した。
｢…なにか？｣
｢人の事散々軽いだの言っといて、
コレはセーフなわけ？｣
｢だって、ただの飲み会でしょ？｣
｢合コンだろ。｣
｢合コンくらい、いいじゃん｣
北山さんは、首を捻ってる。
そもそもなんで
北山さんに言われなきゃいけないのか。
先に飲みがどうとか言ってたのそっちじゃん。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1073人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mayumitsu(プロフ) - あやみつさん» あやみつさん、宏光に3回も抱かれちゃったんですね…|ω･`)イケナイ人妻ですね！(笑)日々更新される北山さんが超絶爆イケで私このまま来月生の北山さんを見たら本当に命の危機だと思います…！ (2019年5月12日 2時) (
レス) id: a6361f69c3 (このIDを非表示/違反報告)
あやみつ(プロフ) - いやー！！ドーム3日間通った後のこの小説たまりません！！(;_;)もう爆イケ宏光を堪能した後にこんな素敵なお話が読めるなんて幸せすぎます！！いつもマメな更新本当にありがとうございます☆日々の楽しみがあるって幸せです(*´-`*) (2019年5月10日 0時) (レス) id: bce3db38ac (このIDを非表示/違反報告)
はにぃ☆(プロフ) - mayumitsuさん» 楽しみにしていますね！ (2019年5月9日 0時) (レス) id: fb0e47a720 (このIDを非表示/違反報告)
mayumitsu(プロフ) - いえいえ、お気になさらずに〜！来月殺られる予定です(笑)ドームが私の墓場になります(´-`)更新が途絶えたらこいつ死んだなと思って下さい(笑) (2019年5月8日 22時) (レス) id: a6361f69c3 (このIDを非表示/違反報告)
みちこ(プロフ) - ごめんなさいm(__)m名前間違えていましたね( ; ゜Д゜まゆみつさんなのに(TT)ホントにすみませんm(__)mみっくんに殺られまくりましたよ(//∇//)まゆみつさんも殺られに行きますか？殺られてきて下さい(^.^)名前間違い本当にすみませんm(__)m (2019年5月8日 22時) (レス) id: 95022a0a60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mayumitsu
| 作成日時：2019年4月14日 17時
