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「怪我はなかったものの、びっくりして泣いたAの声をきいて、母さんが飛んできてね、父さんはこっぴどく怒られてしまったよ(笑)。
そんなAも、もう独り暮らしして、アルバイトもして頑張っているんだものな……。」
懐かしむように話す『お父様』
今の私には『私』の記憶もなければ幼い頃の記憶ももちろんない。
申し訳ない気持ちになっていると
「今、Aは幸せかな？
父さんも母さんもそれだけが心配でね……まあ母さんはAのことは全てにおいて心配なんだろうが(笑)。
事故にあって、記憶はまだ戻らないのだろう？事故前と同じような生活を強いても辛いだろうからとこのようにしてみたものの、果たしてそれがAにとってはどうなのか、父さんはわからなくてな……。」
今こうしていられるのも『お父様』と『お母様』が私のことを考えてくれたからなんだ
『お父様』の話をきいて改めて思う。
「私、今は自分のしたいことが出来てるって心から思ってます。
働いてお金稼ぐこととか、色々な人に出会って外の世界も知って。
辛いこともあるけれど自分の道を自分の足で歩いているんだって、それは幸せなことだなって思います。」
「うん、そうか。それをきいて父さんも安心だ。
……だが。
Aに父さんは確認しておかなくてはいけないことがある。
今後のことだ。
Aは櫻井君とのことは今後どうしていきたいと思っているんだ？」
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ゆいねごと(プロフ) - sky57421970さん» コメントありがとうございます！読んで下さってる方の感想をきく機会がなかなかありませんので、とても嬉しいです。更新スピードは遅くて心苦しいですが、より楽しんで頂けるよう頑張ります！ (2019年2月23日 22時) (
レス) id: 2da354f69e (このIDを非表示/違反報告)
sky57421970(プロフ) - 初めまして。更新されるのを楽しみに待ってます。物語の展開が色々と変わるのでわくわくしながら読ませていただいています。これからも応援しています。 (2019年2月23日 6時) (レス) id: 19356e08eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やわらかなあたま | 作成日時：2018年9月14日 11時
