a sugar space… ページ7
そっと、和の背中に腕を回す。
途端に、強く抱きしめられて
和の唇が耳もとから頬を伝って、
あたしの唇へと、軽く口付けられた。
玄関の冷えた空気の中に、小さなリップ音が響く。
チュッ、チュッ
と何度も繰り返される唇は、今まで何回も、何十回も交わした口付けとは全く違って、あまくて、じわりと熱を帯びていく。
そっとあたしの唇を割って和の舌が入ってきて、あたしの舌を絡めとる。
目の前にいる和の心があたしの方に向いている。
和は15年っていうけど
小さい頃からあたしの気持ちはずっと和しかみていなかったからほんとは和が思ってるより遥かに長くて。
だけど。いまはもうそんなことはどうでもよくなるくらい。
このキスの甘さに溶けそうになる…
和の舌があたしの舌を追いかける。
お互いの舌の感触を、温かさを
確かめ合うかのように
さっきまで響いていた、リップ音が少しずつ
深みを増して、
くちゅり、
と色を変える。
歯列をゆっくりなぞられて
舌が絡み合い
息があがる
｢…っ、ん、///｣
和が少しだけ角度を変えるた途端、力が抜けて倒れそうになるあたしを和が抱きとめてくれた。
「はぁ、はぁっ
バカか…倒れてる場合じゃねぇだろ・・・はぁ・・はぁ」
「はあっ・・はぁ///・。だってっ///・・和が・・・激しすぎなんだもんっ///」
「はぁ？激しすぎ？
まだまだ、これからって時にさ」
そういって、玄関先で座り込むあたしたち。
「もうっ…///」
って言いながら、あたしの顔は緩んだままクスクスと笑ってしまった。
そんなあたしをみて、はぁ、ってひとつ息をはいた和が座ったままの状態であたしを抱きしめてきた。
「ちょっ///和？」
「何？」
｢…なんでもない///」
「んなわけないでしょ？なんだよ」
「…甘すぎる///」
こんなに甘ったるい和は知らない。
「甘えとけ・・・今までの分だよ
俺は、基本甘いの・・・」
そう言ってあたしを強く抱きしめた
「え〜///なんだか、調子狂う…///」
そんな和に翻弄されてるあたしも悪くないかも…なんて、変に冷静な頭の中で今の状況を抱き締められた腕の中でそっと瞼を綴じて、和の体温を、和の香りをカラダの中に吸い込んだ。
頭の上で、ククッて笑う和の声が聞こえて、そっと顔を上げると
「調子くるっとけ、笑」
って口角をくいっとあげて甘く微笑む和に
触れるだけのキスを落とされた。
.
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和紀☆(プロフ) - すりおろし梨。さん» 梨ちゃーん！おまたせしちゃってごめんなさーい！！なんとかここだけお届けできた(爆)いまはアラシゴトする時間もない〜(T_T)とりあえずうん。更新、する笑 (2018年4月11日 2時) (
レス) id: dc9412bf04 (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - おはようございます！忙しい中 更新ありがとうございます！ そろそろ地下かな？と 楽しみにしてますが …… 先にFC更新して下さい(笑) 作品は、お利口に待ってますので（≧∇≦） (2018年4月5日 7時) (レス) id: c42c4ca209 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ぬおぉんΣ(Дﾟ;/)/地上波デジタル放送、げ、限界かwおかしいな、ただただ甘いだけの話のハズが苦しくなってきたぞw (2018年2月2日 12時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - 15年やでなあ〜〜。お互い思うこと沢山あるよなあ。 (2018年2月2日 0時) (レス) id: c42c4ca209 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» いや、まだいけますよ、先生www服着てますからwww (2018年1月30日 12時) (レス) id: dc9412bf04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和紀☆
| 作成日時：2017年12月28日 12時
