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「じゃ、Aさんはこっちの通話聞きつつROM専な。チャットとかでなんかあれば発言していく感じでええやんな。」
「1つ縛りを入れるなら一応Aはエイリアン側やから会話にはあんまり入らないスタンスでいってもらえるか?あくまで俺らの敵やからな?」
「あぁわかった。世界観を大事にってことだろ。」
「結局1人でやるのとあんま変わらんやんけ…」
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その後も撮影での注意事項や進行について様々な話をみんなで話し合った。
まぁ僕はコーヒーを飲みながらたまに相槌を打つ程度だったが…
「よっしゃ、今日はこの辺でええかな。」
「ええやろ。これであとは撮影に望むだけやな。Aさんなんか今月の土日でダメな週とかあります?」
トントンくんからそう言われスケジュールを確認する。
しかしプライベートな予定は一切書かれていない真っ白なカレンダーが目に映った。
「いや。特にありませんよ。撮影の日程は皆さんに合わせます。」
「ありがとうございます。あとなんや。この堅苦しい話し方やめません?距離感計りにくいわ。」
「お!!!!そうやで!!!グルッペンに話す感じで全然ええで!!」
急にそんなことを言われせっかく収まっていた心臓がまたせわしなく動き出す
「はぇ…?けど…まだ今日話したばかりですし。あ!僕のことは全然呼び捨てでいいですし、タメ口だって聞いてください。」
「おんなじことお前もトントンとコネシマにしたらええ。」
グルッペンお前はちょっと黙っててくれ。
「まぁじゃ俺等は遠慮なくAって呼ばせていただくわ。敬語も取るで。まぁコネシマは途中からもうほぼタメ口やったけどな。」
「ええですやん!ええですやん!スキンシップですやん!」
「意味わからんわw無理は言わんけど敬語で話されるとなんやむずかゆいから、考えとって。」
「次までの課題やな。」
本当黙っててくれグルッペン。
「あぁ。わかり…わかった。これからよろしく。トントンくん。コネシマくん。」
「おう!!!!!!!!!」
急な爆音に耳がキーンとなる。
「じゃそろそろ俺は落ちるで。」
その言葉を皮切りにトントンくん。そしてコネシマくんが通話を退出していく。
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俺 - 最終更新が2019年…。もしや、今見てるこれが夢だったのか…。(という夢を見たのさ) (10月31日 19時) (レス) @page26 id: 93217855e3 (このIDを非表示/違反報告)
香夢 - 夢主、強ぇぇぇ…………………。 はぇーーー 今後も期待しとります (2019年4月29日 23時) (レス) id: 15257e3fa4 (このIDを非表示/違反報告)
イ凛(プロフ) - 好きです!(この小説が)今後、楽しみに待っています! (2019年3月4日 5時) (レス) id: 846b2d79aa (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - 今後の展開が楽しみです…、続き楽しみに待ってます! (2019年1月23日 15時) (レス) id: 758179bc3a (このIDを非表示/違反報告)
midori123(プロフ) - 虚兎さん» 告白されてしまいました…照れます…。本当に嬉しいお言葉ありがとうございます!スローペースですが更新頑張っていきたいです! (2019年1月9日 18時) (レス) id: da7d1bc408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:midori123 | 作成日時:2018年11月12日 12時