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「おう。いるぞ。ただ前も言ったがコイツすっごい人見知りやからな。あんま怖がらすなよ。」
「何やねん怖がらすってwどうもどうも。あー、コネシマって言います。Aさんですよね?よろしくお願いしますっ〜」
「あ…っと…。どうも…お噂はかねがね…Aです。初めまして。」
(ダメだ。死ぬほど喉が渇く…)
極度の緊張で乾ききった喉は最初の音をしっかりと発することができずどもり気味で最初の挨拶を交わす。
「そんな緊張せんでいいやろ。…トントンはまだなんか?」
(半笑いで平気でそういうことを言ってくる幼馴染がただただ憎い…)
「あ〜どうやろか、おっ。とか言ってたら入ってきたで。」
「何やねんグルさん。急にかけて込んで欲しいわ〜。」
「お、来たな。じゃ自己紹介。どぞ。」
「えっ?なにが?」
あ〜…もう1人もきた……綺麗なスターリンこと
「なるほど。そういう事ね。どうも、トントンって言います。今回はどうぞよろしくお願いします。」
「こちらこそ…初めましてAと申します。」
名前程度の軽い自己紹介が終わったところで憎きグルッペンが口を開く
「A。黙って呼んで悪かったな。コネシマは今回のエイリアンマルチの動画を編集担当になっとって、トントンはなんだ…企画の主軸を大体任せられるからな。打ち合わせには呼んだ方がいいと思ってな。」
「なんやグルさん。あんたAさんに許可取ってなかったん?」
「…だって。聞いたら絶対こいつ出てこないもん。」
もっと言ってやれ!トントンくん!そしてグルッペン!!そんな野太い声でもんとか言ったって可愛くともなんともないからな!!!
「だってもなんもあらへんやろ……たく…。すいませんね、Aさん」
「えっ…いやいや。大丈夫ですよ。こいつのこういう所にはもう慣れましたんで…」
心の中では怒りの言葉が浮かんでは死んでいっているが、そんな風に謝られたら…こう言うしかなくなる…
まぁ人見知りだからまずそんな発言できるわけないが…
「さすがww幼馴染やなww」
そして高笑い気味のコネシマくんの声は本当に頭に響くな…
「とにかく!話を進めようではないか。」
お前はその前に僕にもう少し謝れ
「今回、撮影予定のこのエイリアンマルチ動画。我々のHoI系動画に2つの新しい風を運ぼうと思っている。」
急に真面目モードになった総統様の言葉に先ほどからの怒りを沈め黙って耳を傾ける。
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俺 - 最終更新が2019年…。もしや、今見てるこれが夢だったのか…。(という夢を見たのさ) (10月31日 19時) (レス) @page26 id: 93217855e3 (このIDを非表示/違反報告)
香夢 - 夢主、強ぇぇぇ…………………。 はぇーーー 今後も期待しとります (2019年4月29日 23時) (レス) id: 15257e3fa4 (このIDを非表示/違反報告)
イ凛(プロフ) - 好きです!(この小説が)今後、楽しみに待っています! (2019年3月4日 5時) (レス) id: 846b2d79aa (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - 今後の展開が楽しみです…、続き楽しみに待ってます! (2019年1月23日 15時) (レス) id: 758179bc3a (このIDを非表示/違反報告)
midori123(プロフ) - 虚兎さん» 告白されてしまいました…照れます…。本当に嬉しいお言葉ありがとうございます!スローペースですが更新頑張っていきたいです! (2019年1月9日 18時) (レス) id: da7d1bc408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:midori123 | 作成日時:2018年11月12日 12時