脱退宣言

脱退宣言 4 ページ5

JM side

晩御飯を食べた後、俺はリビングにてジンヒョンとジョングガとでかるーい飲み会をしていた。いつもならここにジョングガの片割れそして俺たちのもう1人のマンネのAが居るのだが今日はホテル滞在のため不参加だ。

3人で今日のレッスンのここは良かったとか、ツアーまでにはあそこを完璧にしなきゃ。と基本仕事の話、ゲームをクリアしたとか海外ツアーの荷造りをしなくてはと色々な話が飛び交う。

すると3人のスマホが同時に通知音をならす。
カトクのグループメッセージか？と思ったけど、VLIVEの配信通知だった。

JM 「誰か今日VLIVEするって言ってたっけ？」

2人の方を見て問うがどちらも顔を横に振る。
テヒョンア？それともユンギヒョン？とか色々想像していると…

JK 「あっ、Aだ…」

なんと1番に候補から外したAだった。
今日はホテルでおひとり様を満喫♡と言っていたからまさかVLIVEをするとは思わなかった。

JK 「1人でゆっくりしたいって言ってたのに…VLIVEするんなら俺と2人でもいいじゃん…」

おい、A。お前のせいでお前の片割れが拗ねたぞ笑

JN 「やーー！！ジョングガそう拗ねるなって！！ヒョンが構ってやるから！！」

酔っているジンヒョンがジョングガに絡み倒す。
とりあえずAのVLIVEでもみながら飲み直そう。
3人でなんかあれば電話してやろう。などと言いながらAのVLIVEをBGMに酒を飲む。

配信中Aはいつもの様にARMY達からの質問に答えたり、歌を口ずさんだりとなんらいつもと変わらない様子だった。

グクと買い物に行ったと話題になるとジョングガが、《そうなんです、お揃いの服買ったんです。ツアー中に一緒に着るんです。》とドヤ顔をかましてきたし、ジンヒョンとユンギヒョンと釣りに行ったと語ると同じようにジンヒョンがドヤ顔で俺を見てきた。
なんかよくわかんないけど悔しいから、A。俺の名前も出して！！なんて思いながら。

Aの配信は進んでいき、そろそろおやすみの時間だね。と締めに入っていく。
じゃあ、俺らも今日はこれで解散するか！と3人で片付けを始める。

Aのツアー楽しみだね！なんて声を聞きながら3人でそうだね〜と笑いながら返してていた。

その後Aが俺たちBTS、いや全世界に居てくれるARMYの眠気を吹き飛ばす発言をする。

あっ、あと…。俺このツアー終わったらグループ脱退します！じゃあ、みんなおやすみ！

JM JN JK 「……今なんて言った！？！？」

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