25話 ページ27
『こんにちは…』
翌日、学校の帰りにアトリエに寄る。
しかし、中には誰もいなかった。あれ？オスマンさん確かに今日って言ったよな…。
??「うおっ！誰や！？」
??「うるさいな〜…。どうしたんすかクソ先輩」
ドアから2人の男性がアトリエに入ってきた。
1人は眩しいくらいの金髪で水色の目が特徴的な方で、もう1人は重めの前髪で黒Tシャツにスキニーで細身な方だった。2人ともかなりの長身でスタイルがいい。
『あの、しょっぴさんって…』
shp「ああ、俺っす」
黒Tの彼が返事をする。
shp「えーと、あなたがモデルやってくれる…」
『はい、Aです。力不足な所があると思うんですけど、よろしくお願いします』
私は挨拶し、ぺこりとお辞儀をする。
shp「あ、いえ、こちらこそ…。高校生なんすね…」
??「は？学生なん！？」
金髪の彼がこっちを見て目を丸くしている。
shp「制服、着てるじゃないですか。見えないんすか」
??「こいつ度胸あんのかぁー…？」
shp「まぁ、みなさんが推した方なので信頼しましょう、コネシマさん」
kn「ふぅ〜ん…」
コネシマさんと呼ばれた金髪の男は終始冷静な視線で私を見ていた。昨日は持ち上げられてばっかりだったが、これが本来の反応だろう。モデル経験のない高校生が務まるなんて到底思えない。
kn「俺はデスクいるわ」
『あ…』
挨拶も交わしてないのにな…。コネシマさんに門前払いされたようで少し落ち込む。
shp「あの人、初対面の人にいつもあんな感じなんで。気にしない方がいいっすよ」
ショッピさんが私のことをすかさずフォローしてくれた。
ut「なんや！みんなおそろいやん〜」
『こんにちは』
両手に資料をたくさん詰め込んだ鞄を持って、いつものようにへなへなと大先生が現れた。
ut「Aちゃん、ガチ高校生やん！！」
shp「何言ってんすか…」
大先生はシャツを第2ボタンまで開け、ネクタイを緩めた。だいぶネクタイはよれ曲がっていた。
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ハリヤマ(プロフ) - *＊緋奈＊*さん» コメントありがとうございます！並びに返信に遅れてしまい申し訳ないです！寒くなると上着も可愛くなってメイクも派手になるので素敵ですよね！頑張らせていただきますのでこれからもよろしくお願いします！ (2019年11月17日 22時) (
レス) id: 5aa06bc1f4 (このIDを非表示/違反報告)
*＊緋奈＊* - 作品読ませて頂きました！主人公ちゃん可愛いです…、そしてsyp君かっけぇです…、秋って可愛い服増えますよね!ベレー帽とか! 季節の変わり目で体調崩しやすいので無理なさらないで下さい！応援してます！！ (2019年10月5日 22時) (レス) id: d503bc641e (このIDを非表示/違反報告)
ハリヤマ(プロフ) - 万雷の拍手を。さん» ありがとうございます！まだまだ序章に過ぎないですが、完結まで書ききれるようにがんばります。今後ともよろしくお願いします！ (2019年9月22日 14時) (レス) id: 5aa06bc1f4 (このIDを非表示/違反報告)
万雷の拍手を。(プロフ) - すごく好きな作風で感激しました。描写が丁寧で、キャラもしっかり立っていて読みやすいです。ゆっくりでいいので、最後まで書き続けて頂きたい、、！応援しています！！ (2019年8月27日 4時) (レス) id: daf68480a8 (このIDを非表示/違反報告)
ハリヤマ(プロフ) - 紫雨??さん» 読んでいただきありがとうございます。改行に関しましては私も気になっていたところでした。出来るだけ増やせるように努めますが、私も試行錯誤して作っているのでご期待に添えない部分があると思います。申し訳ありません。 (2019年8月23日 23時) (レス) id: 5aa06bc1f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハリヤマ | 作成日時：2019年8月14日 1時
