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深夜の訪問者 ページ10

後輩と話しこんでて、最終バスで家に帰ってきた。




最寄りのバス停に降りたら


「どうして帰ってこないの?」


ジョンハンからの電話



『だって、こっちが私のホントの家だもん』

「まさか、このままそっちに住むとか言わないよな?」




『たまにはこっちも風を通さないといけないし…』

「うちで何かあった?気に入らないこととかあるなら言えよ」



『ないよ』

「じゃあ、今まで通りでいいだろ?」



『疲れたから休みたい、もう切っていい?』

「あ…わかった。じゃあ、切るけど、帰ってこいよ?」



『じゃぁね』



ジョンハンはカンがよすぎる…前からだけど。




部屋に入って着替えてメイクを落とした

海外へ行くなら、ここはどうしようかな?

行きっぱなしってことはないから、必要かもね。



なんて思いながら部屋を見渡していると



―――――♪ピンポーン


こんな遅くに誰?


まさかのジスさん登場。




『どうしたんですか?』

「ミンギュが今日はこっちに帰るって教えてくれたから…」


ミンギュめ・・・余計なことを!


「買ってきた!一緒に飲もう!」

コンビニの袋を目の前に掲げるジスさん。


「それに僕、飲んじゃったから運転できない(笑)」


片手にはたった今飲みました!って感じの空き缶

仕方ない。




どうぞ上がって…って、もう上がってる!!

ソファに座ってテーブルに袋の中身を並べて楽しそうなジスさん。




「座ったら?」



ここ私の部屋なんですけど

いったいどういうつもり?

ホームなのにアウェイ→←誰も傷つけない方法で



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作者名:miel | 作成日時:2018年5月14日 20時

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