ジョシュアの正体〜MG〜 ページ22
先生とAが話していて
先生がジスヒョンのことを”ジョシュア”と
呼んでいたのが聞こえた。
ジョシュア…ジョシュア…シュア…シュアくん？
…まさか『シュアくん』って！
絶対に会わせたくないと邪魔したはずなのに
こんなことってあるの？
飲み物を取りに立った
ジョンハニヒョンについて行って聞いてみた。
「ジスヒョンって本当はジョシュアって名前なの？」
「ジスはジスだよ？なんで〜？」
「さっき、先生がAと話してる時にジョシュアって…」
「そうなの？でも、絶対にジスのことジョシュアって呼ぶなよ？」
「なんで？」
「殺されるから(笑)それは嘘だけど、すごく嫌がる！」
「ふーん」
「呼んでいいのは世界中でも数人だね」
「ジョンハニヒョンでもダメなの？」
「ダメに決まってるじゃん！ミンギュもやめとけよ？」
「うん、わかった！」
「よしよし！あっち戻るぞ」
やっばー、呼んでみようかと思ったんだよね〜
ジョンハニヒョンでもダメなら、俺はもっとダメだよな。
うー、でも呼んでみたいな…
どうなるんだろう？
はぁー
やめとけって言われるとやりたくなっちゃう性格
自分でも何とかしないと！とは思うんだけど
しばらくしたらジスヒョンが飲み物を持ってやってきて
俺の隣に座る…
「ミンギュ、さっきから僕のことをちらちら見てるだろ？」
気づかれてた！！
「そーーーっかな？そうでもないよ」
「僕に話でもあるの？」
「あ・・・そうだね…ん〜と…元気？」
「どうしたの？(笑)ミンギュやー、変だぞ？」
まずい、まずいなー！
で、来るよね…
ジスヒョンお得意の
相手の目をじ――っと見つめてさ
すっごく笑ってるのに目だけで圧力かけてくるアレ！！
「で、どうしたの？(にこっ)」
ほらね
その目をされたら誰だって逃げ場を失くすよ
「ミンギュ、ちょっと外の風にあたりに行こうか？」
「はっ、はい…」
あ〜あ、この後しゃべらされちゃうんだろうな。
視線を感じて振り向くとハニヒョンが
バレバレ！って口パクしてる。
助けてよぉ…って顔をしてみるけど
行ってら〜だってさ
楽しんでるだろ、俺が困ってるの！
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作者名：miel | 作成日時：2018年5月14日 20時
