お邪魔虫 ページ18
ん〜 よく寝た、今何時?
時計を見ようと目を開けてびっくり。
すぐそばにジスさんの顔!!
何で一緒にベッドで寝てるの私たち?
あ〜、飲んだらすぐ寝ちゃうのにワイン飲んだから!
服は…着てる!よかった!
何考えてんの?私
ジスさんそういう人じゃないでしょ!
でもどうしよう
動いたら起こしちゃうよね
心臓が急にうるさくなる
静かに、しーずーかーにーーー!
んっ?
今ジスさん笑った?
夢見てるのかな?
可愛い寝顔!リス?ウサギかな?
ま、とにかく小動物っぽい。
でもなんで一緒に?
「朝から忙しいね、何考えてるの?」
『起きてたんですか?』
「ほぼ同時くらいにね(笑)」
焦った私を見て面白がってたのね?
こういう時は人が悪いんだから!
『もうっ!』
起き上がろうとしたところを
ジスさんに引っ張られて
ベッドに倒れこむ
「もう少しこうしていようよ…日曜日だし!」
ハグされて…ドキドキする。
「心配しないで、こうしてるだけ。充電の続き!」
仕方ないなぁ…(笑)
『じゃぁ、ちょっとだけ…ですよ?』
「今日は何か用事あるの?」
『ないです』
「じゃぁ、今日の予定は僕ね!」
『何ですかそれ?』
何を言い出すの?
ジスさん、おもしろい。
「笑わないで、真剣なんだから」
『はい(笑)』
またギュッとジスさんに抱きしめられた瞬間に
ジスさんのお腹がグーーって音をたてた。
『おなかの虫も起きたみたいですね』
「あー、お邪魔虫だな(笑)ご飯食べに行こうか?」
『さぁ!起きましょう!』
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作者名:miel | 作成日時:2018年5月14日 20時