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15万円 ページ16







3度目の先生の自宅。



家の扉が閉まると同時に先生の体温に包まれた




『だから!慣れてないのでっ…』




五条「ごめん、ちょっとだけ…





Aの匂いとか覚えておきたいから」





「これで最後になるかもしれないからね」なんて先生が呟く。

顔は見えないけどいつもの声色とは違う、少しだけ悲しそうな感じがする。



…最後?どうして?




『どういう事ですか?』




五条「Aはまだ若い



だからこれからいろんな経験をすると思う。それは恋愛だってそうだよ





…きっといつか、僕の存在が邪魔になるかもしれない。




いくら最強でも、やっぱり若い子には敵わないからね」





『有り得ないです 』



五条「でも真希達に相談してたみたいだけど」





『違う!



 
先生の気持ちにちゃんと向き合いたいと思って…




私、ちゃんとっ…!




先生が好きです!」






五条「…、」






『…たぶん』






五条「!



ふふっ…ははっ!ほんとAらしいね!


多分かー、そっかそっか!」




『恋愛初心者な者で…ごめんなさい』



少年のように、でも楽しそうに笑う先生はこの上なく嬉しそうに見えた。


うっ…どれだけ株を上げれば気が済むの。




五条「十分だよ



僕の事考えてくれてありがとう。すごく嬉しい」




また優しく私の体を包み込んでくれる。


徐々に慣れて行こう



私も先生の背中に手を回した。


あ、また嬉しそうな声を出してる。





五条「ねえ、さっき帰り道で話した事覚えてる?」




『?…あぁ、我慢してくださいってやつですか?』



五条「うん、さっきは大人ぶってそれらしいこと言ったけどさ



守れそうにないかも」






…え"。







『やだやだやだ!恥ずかしくて無理です!
それだったら帰ります!』


五条「可愛いので帰しません」




満面の笑顔のまま、お部屋へ強制連行。


先程の優しさは何処に?
あとはまあ…その、察して下さい…。

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陽菜月 - めぐみぃ…!!かわいいかよ! (2021年4月2日 13時) (レス) id: 6820255b8b (このIDを非表示/違反報告)
モブ - あぁぁぁぁ!最高です! (2021年3月15日 2時) (レス) id: 7e72c0b626 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 尊い…恋愛って素晴らしいですね!!少女漫画みたい〜!!!更新楽しみにしてます!! (2021年3月6日 17時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - gさん» ありがとうございます! (2021年3月5日 0時) (レス) id: f90a81fce9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - クレイさん» なるべく早めに更新できるように頑張ります! (2021年3月5日 0時) (レス) id: f90a81fce9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年3月3日 21時

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