九尾狐がブラック本丸に行きました (ページ6)

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5話ページ6

「神付の九尾狐様ァァァ！」
物凄い勢いで走ってくる黄色い物体
こんのすけだ
「神付の九尾狐さま！もう2人の刀剣男士を使えさせたのですね！」
さらに凄い勢いで話すこんのすけ
「かみつきとな？」
「神様に使える妖物の事だよ、まぁ他の妖物とそう変わらないと思うけどね…」
そう言うとこんのすけはパタパタと尻尾を振り目を輝かせながら凄い勢いで話す
「そんなことはありません！霊力を使い本丸所か傷付いた刀剣達を癒したんですから！しかも疲れた顔を一切していない！」
「へ？霊力なんて10分の1も使ってないぞ」
その言葉にポカンとする2人と1匹
現在この本丸には刀剣男士が20振ほどいる
重軽傷負っていた刀剣男士達を意図も容易く治すなんて…
「流石神付の九尾狐様ですね！」

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「鳴狐！おりましたよ！神付の九尾狐様！」
「落ち着いて…」
他の刀剣男士を探しに三日月と小夜とこんのすけで本丸を歩いていたら前から話し声が聞こえた
「神付の九尾狐様！お待ちしておりました！わたくしは鎌倉時代の打刀、鳴狐と申します！わたくしはお付の狐であります！」
「…よろしく」
こんのすけと同じかそれ以上の勢いで狐が話す、狐と一緒にいる青年は落ち着いは居るが目が凄い輝いている
「敵意は無いようだな」
「敵意などありません！九尾狐様ですよ！神付の！我々狐の妖物の類ではもはや伝説！神！吉田⚫保里」
「…落ち着いて…」
「待って最後なんで霊長類最強のなまえ出てきたの！」
まぁ敵意が無いのが分かったし、もう既に彼女の事を認めていることが分かった
「此処の審神者に成りました雪姫ですよろしくね鳴狐！」
「よろしくお願いします！九尾狐様！」
「…よろしく」
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疲れた…
こんのすけといい鳴狐といい、凄い勢いで話されたら流石に疲れる
ポテポテと狐の姿で歩いていく
小夜達には少し休憩したいから各自好きなようにしてくれと頼んであるので今は一人で居れている
「この部屋は空き部屋か？」
縁側の近くの部屋誰も居ないのを確認し
入る、日当たりがよく眠気を良く誘う部屋だ
「ガゥ！」
「？虎？」
部屋で眠ろうとしたら小さな小虎が五匹
「お前らも一緒に寝るか？」
「ガゥ！♡」
寝る！と言わんばかりに嬉しそうに答える
虎達は狐の姿の雪姫をまるで守るかのように中心におき
その周りに寝た
「ん〜暖かいな…」
トラ達の体温と暖かい日差しでウトウトと眠りに入った雪姫だった