九尾狐がブラック本丸に行きました (ページ16)

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15話ページ16

「まずいな、薬の調合間違えたか？」
「もしや、人間用でも妖には別効果とか？」
はっとした顔で薬研が三日月を見る
「妖なの忘れてた」
白髪の長い髪に白い耳と尻尾、黄色と赤のオッドアイ、そこまでは普段の雪姫と変わりないが
齢6歳ほどまで縮んだ身長と子供らしい声
普段見れないはずの姿に2人は内心可愛いと連呼していた
「ここ…何処…お兄さん誰……来ないで…」
「どうしたんだ？主殿」
「来ないで……！人間……！」
「大将！」
雪姫は何かに怯えるような表情で何処かへ走り去ってしまった
「とにかくいち兄にも知らせてみんなで探すぞ」

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「ウグッ………ｸﾞｽｯ……お兄ちゃん……何処？…」
ポテポテと広い本丸を1人で歩く
「お前が新しい審神者か…悪いけど死んでもらえるかい？」
突如後ろから声がした、振り向くと真っ白な男
「って子供！？こりゃ驚きだ！」
構えていた刀を握る手を少し緩めた鶴丸国永
しかしもっと鶴丸を驚かせることが

「白雪(はくせつ)にぃ！」

幼子にギュッと抱きしめられる鶴丸はどうしたものかと悩むのだった
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「主様ー！どこですかー！」
本丸で短刀達の声が響く
「なかなか見つかりませんね…」
小さな子供はこの広い本丸どこかに隠れてしまえば見つけるのは至難の技だ
「いち兄！虎くん達が主のこと見つけたみたいです！」
「本当か五虎退！」
五虎退に連れられとある部屋に着いた
ここは、初めて主と出会った場所でもある日当たりの良い部屋…
そこで2人の人影が寝ていた
「鶴丸国永…？」

幼くなった主と何故か鶴丸が手を繋いで眠っている
何故か分からないが幸せそうに眠っているため起こす気にはなれないな…

「なんだか僕も眠くなってしまいました…」
「鶴丸が起きたら主様に何をするか分からないからな…見張りの意味も兼ねてここで休むか…」

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次回雪姫ちゃんの過去編だお(°∀° )

以下前に出てきたハルの設定とヘビの設定

ハル・ワード

齢)1万歳になってから数えるの辞めた

身長)一期と同じぐらい

神々で1番偉い人
だけど妹馬鹿で仲間のことも大好き
酒はもはやザルなんで酔わない
サクラの兄で絶対なにか知っている時の政府をいつかぶっ壊そうとしている

蛇の人

名前)白百合

神付の白蛇
主はハル、ハルにだけ辛辣な事をいう時があるがそれは信用からなるものである
双子の兄が居る