第26話 ページ33
pi「来ちゃった☆」
『………。
他の方は？
仕事はどうしたんです？』
pi「ギクッ((………えっ…とぉ……、
『 ど う し た ん で す ？ 』
…サボりました、置いてきました。
すみませんっした。」
ずさぁ、と土下座をするぺいんと坊ちゃん。
『……はぁあぁぁ。』
ため息しか出ない……。
pi「疲れた顔のAも可愛い……(((
んん"っ、そんなことより！」
『(誰のせいでこんな顔になってると思ってるんだろう……。)』
と、急に真面目な顔になるぺいんと坊ちゃん。
pi「その後、どう？
叔父さんの情報は。」
彼の纏う雰囲気からか、はたまた普段からは想像もつかぬ真面目な顔からか。
必然的にシリアスモードに切り替わった会話に戸惑いながらも、私は下を向いた。
『……それが、まだ…。』
ぽつり、ぽつりと口から言葉が零れ落ちた。
『居場所はもちろん、生死まで闇の中なんです…。
このまま行っても、絶対に見つかりません。
早く、早く妹の仇をとりたいのに、
私、
まだ、あの子に……
ごめんねって、言ってないんです、
わたし、』
ぐ、と体が傾いた。
『！？
一体なん、』
いつの間に泣いていたのだろうか。
目から溢れる涙を必死にぬぐい、ぼやける視界をハッキリさせる。
そこにあったのは、オレンジ色の目。
後ろでは、ぺいんと坊ちゃんが驚いている。
ci「絶対、見つけ出しましょ。」
心なしか震えている声に、素直に頷いた。
ああ、
妹は、あの子は、この人が好きだったのだ。
私は鈍感で、気付かず、あの子を傷付けた。
『ごめんなさい、ごめん、ごめんね……。』
しばらく、涙は止まなそうだった。
、
、
、
〜チーノ視点〜
泣き疲れたのか、普段の疲労が出たのか。
自分の腕の中で眠るAさんに、愛おしい気持ちが溢れ出すのを感じる。
サラサラの髪を掬って遊んでいたら、彼女の体が俺から離れた。
「………………。
……ぺいんとさん。」
拗ねたような、悲しいような。
そんな顔をしたぺいんとさんに、Aさんを取られる。
じっと俺を見つめてから、ぺいんとさんは噛みしめるように言葉を発した。
pi「……2人の過去は知らないし、探る気もない。
………でも、」
"引き下がる気もないよ。"
そう言ったぺいんとさんを、俺は好戦的に見返した。
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ウパーくん - 初コメ失礼します🙇 本当にメイドちゃんがgrさん達に貰ったプレゼントを身に付けてるのマジ好きすぎる‼️ (2022年7月31日 1時) (
レス) @page43 id: a71b74aaab (このIDを非表示/違反報告)
すなめり(プロフ) - わーい＼(^o^)／さん» サラッサラです！((コメントに気付いてなかったなんて言えない() (2021年9月20日 7時) (レス) id: 87eae225ed (このIDを非表示/違反報告)
わーい＼(^o^)／ - 神通り越して、髪ですね！(ごめんなさい完結してないと思ってたなんて言えない) (2021年8月1日 22時) (レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
すなめり(プロフ) - おつ2@通りすがりの饅頭さん» こっ、こここコメントありがとうございます！！迷子については触れないでおきますね！() (2021年2月25日 15時) (レス) id: 28f94f75c2 (このIDを非表示/違反報告)
おつ2@通りすがりの饅頭 - しばらく迷子になってたら完結してただと…！？完結おめでとうございます！ (2021年2月25日 8時) (レス) id: e7282832ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すなめり | 作成日時：2020年8月11日 20時
