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訳分からんページ10

桜「森羅、女王陛下の事と気絶する前の事教えてやってくれ」

森「はい、気絶する前、女王陛下は焔人を自身の炎で鎮魂しました。それと、女王陛下についてですが、すみません、俺も付き従うものとしか分かりません」

自分が焔人の鎮魂をした………

発火能力に目覚めた？？

火「付き従うものと言うのは具体的にはどういうものなんだ」

森「はい、女王陛下の願いは極力叶えたい、そして女王陛下の御身は必ず無傷で護らなければならないそんなふうに思っています」

………なるほど絶対服従って訳じゃなく、出来るだけ願いは叶えるけど、自分の命に関わるような物はダメと言う事なのかな？

それともうひとつ

「さっきから女王陛下女王陛下って言ってますけど、自分きちんとAって言う名前がありますよ！」

そう、自分が言い放った瞬間全員ピシッと固まった

桜「あー、そう言えば自己紹介がまだだったな済まない、俺は」

名前を言おうとした桜樽大隊長の言葉に被せるように

「知ってます、第8特殊消防隊の大隊長、秋樽桜備さんですよね」

桜備大隊長さんは、びっくりした顔をした後不思議そうな顔をした

桜「あ、あぁそうだがなんで知ってるんだ？」

………この人、自分が特殊消防隊の大隊長だって事忘れてるのかな？

「特殊消防隊のヌードカレンダーのところに記載されてますよ、写ってる人の名前と階級が」

それを聞いた桜備大隊長さんは照れくさそうに頬をかきながら照れ隠しなのか筋トレする速度をあげた

なんで照れ隠しで筋トレの速度をあげるんだ？？

訳が分からん

いや、そんな事より

「えっと、確か、森羅だっけ？」

急に声を掛けられたことにびっくりしたのか目を点にしてこちらを見ていた

………ちょっと可愛い

「自分の事はAでいいから」

新「い、いや、しかし」

困惑しているのかあたふたとしている姿は少しばかり可愛らしく感じた

「それに！敬語もいらん！自分は偉いひとなんかじゃ無いし、それに、森羅の方が年上でしょ？」