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車椅子ページ24

自分が説明をしようとした時自分の言葉を遮るようにガチャと扉が開いた

火「ほら、、これに乗ってくれ」

そう言って差し出された車椅子を見る………

少したってよしっ移動しよう！と、動き出すと同時に火縄中隊長さんが動き出した。

火「あぁ、悪かったな。」

そう一言言うと火縄中隊長さんは自分をお姫様抱っこした。

ア「あわわわわ」

自分はびっくりして固まり、アイリスさんはキャーキャー言ってる。

そうしている間も火縄中隊長さんは自分を車椅子へとそっと乗せてこの部屋から出ようとしている

「え、あ、え？」

自分は火縄中隊長さんにお姫様抱っこされた衝撃でパニックのまま火縄中隊長さんに車椅子を押されて部屋を後にした。

自分がパニクってる間に目的地？目的部屋？に着いたのようで、目の前の扉にはプレートがかかっていたが今、座っている状態では文字が読めなかった。

自分がじっと扉を見ているのを無視して火縄中隊長さんはコンコンと扉をノックした。

「入れ」

中からは多分桜備大隊長さんの声が聞こえた。
扉越しだからあんまり自信ないし……

と言うか、なんか声が固くない？

え？なに？自分説教されるん？？？

なんか、怖くなってきた……

そんな事を考えている自分を無視してガチャりと扉を開ける火縄中隊長さん。

「無、無慈悲……」

ア「？何か言いましたか」

どうやらアイリスさんに聞こえていたようで聞き返された。

「ｱｯ…なんでもないです」

やっば。聞こえてたんかい

自分とアイリスさんがそんな会話をしているのを無視して、火縄中隊長さんは車椅子を押して中に入った。

車椅子乗ってるとちょっと眠くなる。あんなに寝たのに……

部屋に入ると、自分の予想通り桜備大隊長さんがいた。

やっぱりなぁ！合っとった！！自分の予想通りじゃん！

って、いやいやいや、そんな事より今は説教をされるであろう目の前の桜備大隊長さんが問題やわ

うわぁ、嫌すぎる、怒られるのとか何年ぶりやろ

火縄中隊長さんは自分の乗った車椅子を押し、長机の空白の場所へと車椅子を入れた。