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保護ページ11

森「え？そうなんですか？」

………なんだろう、キョトンとした顔の森羅がやっぱり可愛いく見える

と言うか、自分の格好を見れば分かると思っていたんだがな。

ちなみに今の自分の格好はよくある高校の制服だ。

「そうやね、自分の年齢を言ってなかったしまぁ、仕方ないか、因みに自分は今、16歳ついでに誕生日は7月26日」

この後、森羅の誕生日の話だったり夢の話をして盛り上がった。

多分それから数十分ほど、森羅と話し込んでいたと思う。

桜「あー、盛り上がっている所悪いんだが、そろそろ君の……Aの保護の話をしたいんだが」

桜備大隊長さんはどこかきまりが悪そうに自分へ問いかけてきた。

「保護………ですか？」

保護という言葉に無意識に疑問符をつけていた

桜「あぁ、君は伝導者の一味に狙われている。理由としては、恐らく君が女王陛下だからだろう。女王陛下について、今はまだ何も分かってはいない、だが！俺たち第8は君を全力で守護すると約束しよう！だから、俺達第8に君を守らせてはくれないか？」

桜備大隊長さんは真剣な顔をしながらも最後は笑顔で保護の打診をした。

保護………自分としては狙われているなんて、自覚は無い。それに、今日会ったばかりの人達に守られるなんて嫌だ。

でも、心の底でどこかこの人達の暖かい炎に触れたいと思っているのも確かだ。

…………よし、決めた

「自分は保護されるなんて嫌です。」

その言葉を聞いた桜備大隊長さんは真剣な顔付きで自分をみた。

目で自分の言葉の先を促してくれる。

自分は1度ゆっくりと瞬きをし、さっき決めた覚悟を話す