11話 初めて見せた弱さ ページ12
〜特務室・執務室〜
肋角「よくやってくれた、谷裂」
谷裂「ありがとうございます、田噛が応援に来てくれなかったら少し危なかったので助かりました。狐狗狸達の件でも助かりました」
肋角「そうか…」
谷裂「…肋角さん、1つお尋ねしてもいいですか?」
肋角「どうした?」
谷裂「あいつは、きちんと転生できたのでしょうか…」
肋角「…そうだな、きっと次の人生を歩み始めているさ」
谷裂「そう、ですか…」
肋角「……谷裂、今日位は素直になってもいいと思うぞ」
谷裂「え…?」
肋角「本当は、辛いのだろう?やっと会えた妹と別れるのは…
…お前の溜め込んでるその気持ち、全部吐き出しなさい」
谷裂「っ…う、ああっ…本当はっ、もっと一緒にいたかった…っ、今度こそ守りたかったっ…でもっ…でもっ…」
肋角「お前はよく頑張っているさ、そして彼女をきちんと守れたではないか。笑っていたんだろう?彼女は」
谷裂「はいっ…笑っていました…っ」
肋角「それならお前は立派な兄だ、誇っていい事だ」
谷裂「はい…っ!」
肋角「今日はもう休みなさい、きちんと目の周りを冷やすんだぞ?」
谷裂「はい、ありがとうございます!…失礼しました」
ガチャッ
谷裂「…飯を食べたら今日は休むとしよう」
1人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緑桜しぇくあ(プロフ) - ねむねむさん» コメありがとうございます!自分がホラー好きなんでほんの少しだけ笑える要素入れつつホラーにしました!このお話が完結したら続編を書こうと思っておりますので完成したらそちらも読んでいただけると幸いです!ありがとうございます! (2017年10月8日 23時) (レス) id: c9ced172c2 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - あ、でもかなりホラーですね (2017年10月7日 18時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - お話見ました。とっても面白いです (2017年10月7日 18時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ