【あんスタ】吸血鬼とシスター【朔間凛月】 (ページ17)

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episode16 ページ17

「『ご馳走様でした』」

数分後、私達は叔母様特製の朝食を全て完食した

叔母「そろそろ学校へ行く時間じゃない？」

『ホントだ、もうこんな時間』

食事に気を取られていたせいか、気がつくと学校へ行く時間帯になっていた

真緒「んじゃ、そろそろ行こうぜ。あんまり遅くに行くのもあれだしさ」

『そうだね』

時間に余裕を持って行動しろってよく言われるしね

真緒「叔母さん、朝ご飯ありがとうございました。それと今日1日お世話になります」

叔母「はーい」

真緒は礼儀正しくて偉いなぁ
私も見習おう

そう思いながら持ち物確認をしていると、ある物が入っていない事に気がついた

『御免真緒、ちょっと待ってて。筆箱忘れたから取りに行って来る』

真緒「わかった、早くしろよ」

『はーい』

いけないいけない！筆箱を忘れたら元も子もないよ！
まだ食後から数分しか経っていないので、走らずに早歩きで階段を駆け上がる

(えっと・・・あ、あった！)

窓際付近にあるベットの真下に、私が普段使っているピンク色の筆箱が落ちていた

(待たせちゃってるんだ！急げ急げ！)

すぐさま拾い、リビングへと駆け下りる

この時、私は知らなかった

叔母「真緒君。あの件、お願いね」

真緒「はい、任せてください」

リビングから離れていた間、2人が怪しげな会話をしているという事に