続＝ LOVE！【TH】 (ページ1)

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YOU side ページ1

あれから２日が経った。
ライブの本番が週末に近付いてきて彼らは一層練習やトレーニングに明け暮れている
今までよくかかってきていた電話もルームサービスのオーダーとベッドメイキングの依頼位で
ラウンジによく来ていたミン様やキム・ナムジュン様もあまり顔を見せなくなった。

ただ、キム・ソクジン様だけは

JN「んー!!何度食べてもこのステーキはすてーきな味だね♪」
「ステーキ…すてーき…す、てき…素敵!!ですね？！」
JN「あっははー正解♪」

相変わらず毎回のダジャレを欠かさない。
本当にこの方って真面目な瞬間あるのかな？ってたまに思う時がある。

「あの、皆様…お忙しくなったんですね」
JN「ん？んー。そうだね、特に下３人は歌のパートも多いしねー！まぁ僕はイケメン担当だからさ♪いつも通り望むだけだよ！」

なんて言ってウインクを飛ばす姿はアイドルそのものでファンの前以外でもこんなサービスができるんだからきっとキム様も陰ながら色んな努力をされてるんだろうと思う。

JN「…気になる？テヒョンイのこと」
「…いえ！そんな！むしろあいつ興味あることとないことの差が激しいし！気分屋だし！コミュニケーション宇宙人だし！…迷惑かけてるんじゃないかって心配はしています…」
JN「アヒャアヒャアヒャ!!コミュニケーション宇宙人って!!…さすが、よく知ってるね、テヒョンイのこと」

「…知りません、全然。ほんとに…」

JN「テヒョンイはさ、知ってると思うけど急に突拍子もないこと言って僕たちを驚かせたり困らせたりすることもあるけどさ……でもそのほとんどがグループのこと思ってだったり、ファンの子達のこと思っての行動だったりするんだよね。あんな感じで表情とか態度にあんまり出さないけど、歌もダンスも本当に頑張ってるよ？あいつ。
この間プールでテヒョンイが言ってたこと、全部本心だからさ、断り方ばっかり考えずにちょっとは真剣に考えてやってよ？」

「…はい、善処いたします」

にこやかに手を振るキム様に一礼するとサービスワゴンと一緒に部屋を出る

やっぱりキム様はあなどれない
そう私はずっとテヒョンからの気持ちへの断り方を考えている。
皆は素直になれって、前向きに考えろって言うけど
それができたらこんなにこじれてないんだと思う。

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