君のそばにいたいから、、、第11章

一斉メール、動画付き！　ﾄﾞﾝﾍ・ｷｭﾋｮﾝside ページ33

さっきから、リビングのソファーに腰かけながらやたら携帯を何度も見てイライラしているヒチョルヒョン。そんなヒョンをキッチンから覗き見する俺とヒョク。

ｳﾆｮｸ「さわらぬ神にたたりなし…」ヒョクが前に奈央ヌナが言ってた言葉を口にする。

すると夕飯の支度をしているヌナが

奈央『ウニョク…よくそんな言葉、覚えてたわねっ(笑)』って…

ﾄﾞﾝﾍ『めんどうなことによけいな手出しをするな、というたとえだよねっ…「たたり」なんて強烈な響きだったから、俺も覚えてるよ。』そういうと俺の顔をしげしげと見る2人…

奈央『ドンヘが覚えてるなんて…』

ｳﾆｮｸ『意外〜!!』2人してバカにして(-"-)

ﾄﾞﾝﾍ『そんなことでハモるなっ！』

でもヒョンのイライラする気持ち…わからなくもない。

自分が背中を押した感じになってるソンミナヒョンの件。

どうなったか気になってる！そうでしょ？

その時、いつもの雄たけびが、

ﾋﾁｮﾙ『おい！お前達、ちょっと携帯を確認しろ!!』

ｼｳｫﾝ『なんの確認？』

ﾋﾁｮﾙ『その〜、あれ！あれだよ！』柄にもなく心配してるって思われたくないのか、言葉を濁すヒョン…

ｼｳｫﾝ『あれじゃわかんないよっ、ねっ…優子ちゃん(笑)』

シウォニの奴、ほんとは気づいてるくせに気づかないふり。ヒョンにそんな態度に出れるお前の事…すごいと思うよ。

その時、みんなの携帯に一斉にメールが…

ﾋﾁｮﾙ『な、なんだ！一斉メール？』

ｶﾝｲﾝ『ヒョンが待ってたメールかも…』

タイミングよくバスルームから出てきたトゥギヒョンも携帯のディスプレイを見せながら

ｲﾄｩｸ『チャンミンからメール…きた？』



ラジオ収録も終わり、ミノ達と一緒に局を出た途端に僕とリョウギの携帯が同時にメールを知らせる着信音が…

ﾘｮｳｸ『メール？』

ｷｭﾋｮﾝ『チャミナからだ…しかも動画付き!!』

慌てて再生を押す僕。後ろから僕の携帯を覗き込むリョウギ達。

その動画には、おぼつかない足取りでソンミナヒョンに向かって一歩一歩近づくAヌナの姿が…

ﾘｮｳｸ『ヌナが歩いてる！歩いてるよねっ？』リョウギの声が裏返る。

ﾃﾐﾝ『ソンミナヒョンが笑ってる…笑ってますよ、ヒョン!!』僕の肩をトントンと叩くテミナ。

その時、僕の頬をつたう一筋の涙…

ﾐﾉ『ヒョン！どうしたんですか？』僕の顔を覗きこんだミノ。

リョウギにあんな偉そうな事言ってたけど…僕もすごく気になってたみたいだなっ(^_^;)

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