君のそばにいたいから、、、第11章

ＹＥＳしかいらない！ ページ23

A『会いたくて、会いたくて、仕方なかった…』そう言った途端に零れ落ちた涙…
ｿﾝﾐﾝ『A…』耳元に優しいソンミンの声。その声を聞いた途端に涙があふれて止まらなくなる。

A『ごめんなさい…自分から別れたいとか言っといて、今更会いたかったなんておかしいよねっ？』
ｿﾝﾐﾝ『そんな事ない…』
A『ほんとに、見栄っ張りで、頑固で、可愛くなくて…ほんとに、ほんとにごめんねっ。』

ｿﾝﾐﾝ『A…もういいから泣かないでよ。』そういうと少し体を離して、私の顔を覗きこんだ。
そして…

ｿﾝﾐﾝ『A、謝らなくていい… でも、一つだけ約束して！』

A『約束？』

ｿﾝﾐﾝ『今からいう俺の質問に対して全て「イエス」って答える。いい？』そういうと今度はソンミンがゆっくりと私を包み込んだ。

ｿﾝﾐﾝ『A、約束してくれるよね？』コックリとうなづく私…

するとソンミンは言葉を一つ一つかみしめるように話し始めた。

ｿﾝﾐﾝ『俺の事、好き？』

A『へっ？そこから？』私の言葉に一瞬身体を離すと少し頬を膨らませながら

ｿﾝﾐﾝ『あっ、約束が違うよ。俺がいう事に「イエス」以外の言葉はいらないの！もう一回やり直し(ーー;)』

そういい終えると、私の瞳をじっと見つめる。

A『あっ、イ…イエス(^_^;)』知らず知らずのうちに笑っちゃってる私。

ｿﾝﾐﾝ『やっと笑顔になった(*^^)』そう言われちょっと恥ずかしくなり視線をそらす。

A『はい、はい、次の質問して…』

ｿﾝﾐﾝ『俺の事、愛してる？』チラッと見ると大真面目のソンミンの顔。

A『イエス…』私の答えに満足げなソンミンの顔。

ｿﾝﾐﾝ『俺とずっと一緒にいてくれる？』

A『いいの？私で…』

ｿﾝﾐﾝ『だから！他の言葉はいらないよ(ー_ー)!! はい、もう一度！』

A『イエス…』そう言った瞬間、ソンミンが私の事をもう一度抱きしめた。

そして…

ｿﾝﾐﾝ『これが最後の質問！絶対にイエスっていうんだよ、いい？』

ソンミンの肩のあたりで「イエス」と呟く。

ｿﾝﾐﾝ『Aも知ってる通り、俺は来月には兵役に行く。どこに配属されるかもまだ決まってないから、簡単にあえなくなるかもしれない。』ソンミンの声のトーンが一気に暗くなる。
その声に私の気持ちも急降下。

でも次の瞬間、

ｿﾝﾐﾝ『でも2年したら、必ずAの元に帰ってくる…約束するから、、、僕と結婚してください！』

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