ミュージカル初日… +JJ・YCside ページ32
ユチョンからメールが届いたのは、翌日、ニューヨークへ出発するちょっと前。
「マネージャーからこちらに来るって聞いたよ。着くのは明日の朝かな?着いたら詳しく話すから。」って…
昨日、この事を聞いてなんだか考え込んじゃって眠れなかったのに、また詳しい事先回しなんて…
気になって飛行機の中で眠れやしない…
最終リハーサル終了。
DV《思っていたよりも完璧で、感激しています。明日からの公演は間違いなく大成功するよ。
もし、これが失敗だという人がいるとしたらそれはミュージカルを知らない素人の言う事だから、君達が気にする事はない…》
興奮気味に俺達を絶賛してくれたデビットさん。
そう言い終えAの目の前行くと突然、肩に手を置き真剣な表情で、Aを見つめる。
そして、
DV《A、君はほんとによく頑張った。最初の頃とはまるで別人。
君から目が離せなかったほんとの意味を私は今改めて感じてるよ。最高だ!A!》
言い終わった途端に豪快なハグ。
大胆な喜びようにA本人も含めみんながビックリ。
でも、状況を把握すると、緊張の糸が切れたのか、Aの瞳からは大粒の涙が…
するとミノがAのそばに駆け寄り、デビットさんに向かって一言。
MN《デビットさん、そろそろ僕にモリーを返してもらっていいですか?》
いよいよ、運命の日。
開演時間10分前…初日は私達の公演から…
A『やっぱりドキドキするね…』
MN『僕はワクワクするよ(^^♪ だってデビットさんがあんなに褒めてくれたんだよ。』
そういうとニコニコ笑顔。
そして私の頭を撫でながら顏を覗き込む。
顏が近くで一瞬ドキッ。
MN『僕のモリーは世界一だから…なぁ〜んて(^^♪』
そっか…私はモリーだもんねっ。目の前にいるミノはサム。そして私達は恋人同士だもんね(^^)
そして、私達の舞台が幕を開けた。
第一幕【ニューヨークの町、モリーは陶芸家として成功しつつあり、サムもモリー、カールと良好な関係を維持しながら順調に仕事をこなし、平和な日々を送っていた。
ある日、モリーがサムに自分の心を打ち明けた。
「貴方と結婚したい」。
サムは驚き、そして悩む。そんなサムに、モリーはなぜ「愛してる」と言葉にしてくれないのかと問い詰める。「愛してる・・・」とモリーが言うと、サムは必ず「同じく…」と答えていた。】
少し抑え気味のミノの演技。俳優としての幅の広さを感じて、こっちまで緊張する。なかなかやるじゃん。
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りえ(プロフ) - はなはなさん、、、ずっと悪い人を書くのが心苦しいんです。悪いキャラは浮かんでこないんです。世の中こううまくは回らないですよね(^_^;) (2012年10月23日 21時) (レス) id: c63e86cf0c (このIDを非表示/違反報告)
はなはな(プロフ) - 復習中♪ペタン(^^)やっぱり幸せ~(^o^)りえさんのお話ってハラハラドキドキはあるけど基本悪い人がいないから、ずーっと幸せ~(^o^) (2012年10月23日 19時) (レス) id: 58befdd3cd (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - SuHyunさん、、、お付き合いいただいてありがとうございました。お気に召していただけましたか?番外編も甘々で続行しています。引き続き妄想の世界へ…(^^;; (2012年9月3日 21時) (レス) id: 646be365f8 (このIDを非表示/違反報告)
SuHyun(プロフ) - ラストは私の妄想が大暴走……w ユノからのプロポーズ、溶けそうです…… ブラボー!! (2012年9月3日 21時) (レス) id: 89311b5f2f (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - はなはなさん、、、最後までお付き合いくださってありがとうございました。番外編ではライブと特別な何か?を用意しています。お楽しみに(*^^*) (2012年9月3日 7時) (レス) id: 646be365f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミッキーママ | 作成日時:2012年8月15日 10時