あなたと夢を追いかけて〜第11章

怪しい行動。　　YC・ＪＪside ページ30

ジウォンがデビットさんから呼ばれた隙に、Aの腕を掴むと部屋の隅に…

YC「まさかとは思いますが…ミノとうまくいっちゃった？」俺の言葉にキョトン顔のA。

A「うまくいっちゃった？」そう聞き返すA。

俺の言ってる意味、わかんないかなぁ〜？

その時

MN『僕のモリーを勝手に連れてかないでほしいんだけど…』

俺の後ろからAの手をとると、しっかりと恋人繋ぎ。

Aもミノの顔を見上げるとまんざらでもない感じ。

ヒョン、これってかなりヤバい状況？

デビットさんのところから戻ってきたジウォンがそんな2人の後ろ姿を見て、

ｼﾞｳｫﾝ『遠くて連絡さえとれない恋人より、近くで支えてくれて自分の事を好きでいてくれる人に気持ちが動いたとしても、誰も責められないんじゃない？』

あのヒョン一筋だったAに限って、そんな事ないよね？

Aの事が気になり出すと、必然的にりえの事まで気になり出す。

YC『ジウォン、俺ちょっと電話してくるよ。』



ビギステの収録を終え、りえに電話。

JJ「ごめん、バタバタしてたら連絡するの忘れてた。ほんとにごめんなさい!!」

すると、

りえ「あっ、あの件ねっ…とりあえず解決したの。」えっ、じゃぁ〜、俺はもう用済み？

JJ「でもどうやって解決したの？」

りえ「ユチョンとAのミュージカルをどうしても見たくて…私と真紀子の分のチケットをとってもらえないかなって、お願いしようと思ってたんだ。でも…」

JJ「でも？」

りえ「さっき、ユノから電話もらって、「真紀子とりえのチケット確保したから一緒に行こう」って…」

JJ「ちぇっ、かっこいいところ、ユノが持って行っちゃったって事か…」

するとりえが電話の向こうで笑ってる。

りえ「実は、急にオフがなくなっていじけてるチャンミンのご機嫌をなだめるために考えたユノの苦肉の策だったみたいよ。

真紀子も一緒だからって言って説得したみたい。

当の真紀子はラッキー！って喜んでたみたいだけど…」

そうなんだ…いつもはしっかりしているチャンミンだけど、真紀子が絡むとなぜかマンネの顔が見え隠れするんだよねっ…まっ、そこがまたかわいいところでもあるんだけどねっ。

チャミナ〜！よかったねぇ〜!!

その時、俺の携帯にユチョンから電話。

YC「ねっ、ヒョン…りえと電話してた？」って。

当たってるけど…なんかあった？

JJ「してたけど…なんで？」すると電話口でユチョンの雄叫び…

YC「ヤバい〜!!」

最終リハーサル… +JJ・YCside→←サムだけのモリー +JJ・YN・YCside

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