目が離せない。 +YCside ページ3
合同練習が始まって、はや3日。ダンスの練習の合間にユチョンがさりげなく私のそばに近づいてきた。
YC「A…ジウォンさんの事、気になる?」気が付いたら彼女を目で追ってる私がいる。
A「ごめんなさい。私、全然集中できてないね」
でもやっぱり気になる。
だって私へのリュウさんの条件は、観客の入数、観劇した後の寸評、そしてリュウ氏が実際に感じた私の将来性なんだもん。と言う事は最終日のラスト公演は私がモリーを務めなきゃ…そう思うと彼女の全てが気にかかる。
YC「A、色々考えるのはやめよう。今はこのミュージカルの事だけ考えよう…そうすれば必ず道は開ける。チームの為に、ヒョンの為にやってきた努力はきっと報われるから…ねっ。」
ユチョンの言葉に泣き出しそうになった。でも、ここで泣くわけにはいかない…
奥歯をぐっとかみしめて笑顔を見せた。
気が付いてないかもしれないけど、デビットさんの視線の先にはいつもAがあった。
俺の勘ではAの方に興味があるような気がする。
YC≪あの〜…デビットさん、さっきからAの事ばかり見てるような気がしてるんだけど、何か伝えたい事があるなら俺が伝えましょうか?≫さりげなく通訳の女性に話しかけた。
通訳≪ユチョンさん、大丈夫ですよ。私、日本語も話せますから…≫でもにこやかに断れた。
ちぇ、ガード堅いな(ーー;)
でも、今俺はヒョンの気持ちまで背負ってるんだからしっかりしなきゃ…
YC「じゃぁ〜、日本語で…率直に聞きます。」そういうとデビットさんをちらっと見る。
デビットさんの日本語の知識は挨拶程度…こっちにも気づかずに一点を観ている。
その視線の先にはA。
通訳「日本語なんですね。ハイ…なんでしょう?」
YC「デビットさんは、Aとジウォンさんのどちらに比重をおいてるんでしょうか?」すると通訳さんが一瞬戸惑った表情に変わった。
通訳「そこまでは…」
YC「知ってますよね…あなたなら、デビットさんの今の気持ち、わかるはずだと思うんですが…」
ここで引いちゃいけないという気持ちが眼力に出ていたんだろう…
少し苦笑いの彼女が俺の事を手招きして部屋の隅に…
通訳「ここだけの話にしてくださいね。デビットさんの評価はジゥオンさんが上です。表現力、歌唱力、ダンスともに彼女の方がすごいって…でも、」
そういうと俺の顔を見上げた彼女
通訳「でも、気になるのは…Aさん。彼女から目が離せないみたいです。」
目玉企画。 +JSside→←負けないように… JJ・CM・JSside
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りえ(プロフ) - はなはなさん、、、ずっと悪い人を書くのが心苦しいんです。悪いキャラは浮かんでこないんです。世の中こううまくは回らないですよね(^_^;) (2012年10月23日 21時) (レス) id: c63e86cf0c (このIDを非表示/違反報告)
はなはな(プロフ) - 復習中♪ペタン(^^)やっぱり幸せ~(^o^)りえさんのお話ってハラハラドキドキはあるけど基本悪い人がいないから、ずーっと幸せ~(^o^) (2012年10月23日 19時) (レス) id: 58befdd3cd (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - SuHyunさん、、、お付き合いいただいてありがとうございました。お気に召していただけましたか?番外編も甘々で続行しています。引き続き妄想の世界へ…(^^;; (2012年9月3日 21時) (レス) id: 646be365f8 (このIDを非表示/違反報告)
SuHyun(プロフ) - ラストは私の妄想が大暴走……w ユノからのプロポーズ、溶けそうです…… ブラボー!! (2012年9月3日 21時) (レス) id: 89311b5f2f (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - はなはなさん、、、最後までお付き合いくださってありがとうございました。番外編ではライブと特別な何か?を用意しています。お楽しみに(*^^*) (2012年9月3日 7時) (レス) id: 646be365f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミッキーママ | 作成日時:2012年8月15日 10時