あなたと夢を追いかけて〜第11章

安心できない男。　+YCside ページ19

MN『A、これから２週間は僕の事だけを考えてよ。僕達、恋人同士の役なんだからねっ…』

何言ってるか…今一つ理解できないけど、これから２週間はミンホさんと息を合わせて頑張んなきゃいけないんだもんねぇ〜(^_^;)

ここはひとまず笑顔で…

仲良くなれそうでホッと一安心。

ひとまず、練習まで時間があるのでランチでもっていうことになった。

ユチョンとミンホさんとジウォンさんが前を歩く。

私はそんな3人の後ろからトボトボ…それにしてもみんな背が高くて足も長くてモデルさんみたい。

絶対、あの輪の中には入りたくないなっ…

すると私の肩を後ろからポンポンと叩く人。

ミンホさんの通訳兼マネージャーのジュリさんだ。

目線の高さが一緒なのでちょっとホッとしている自分…

ｼﾞｭﾘ「今日は笑顔が戻ってて安心しました。ミノ、すごく心配してたんですよ。」

A「心配かけてすみません…プレッシャーに弱い方なんです。」

そうだ。お詫びも兼ねてミンホさんにあいさつしておいた方がいいよね…

A「あの〜ジュリさん…ハングルでどうぞよろしくってなんていうんですか？」

ｼﾞｭﾘ「「チャール プッタカムニダ」これがどうぞよろしくっていう意味です。

あっ、そうだ、いっそのことこの２週間でハングルも少し覚えちゃいましょうか？私、教えますよ…」

A「わぁ〜、ほんとに？嬉しい!!お願いします。」

素敵な提案…思わず飛びついた。

次に会うときは少しでもハングルを覚えてユノをびっくりさせたい…喜んでくれるかな？

ｼﾞｭﾘ「その様子からするとミノとコミュニケーションをとるためにハングルを覚えたいって言う訳じゃなさそうですね(^_^;)」って…ばれちゃいました？



後ろでなんだかとっても楽しそうジュリちゃんと話しているA。

よかった、笑顔が戻ってる。

あのジュリちゃんっていう子とも気が合いそうだし、とりあえず一安心。

でも安心できないのは俺の横のこの男。

さっきからAに関しての情報収集が半端ない。

MN『ねっ、ユノヒョンとAは付き合ってもうながいの？』

YC『半年は過ぎてるかな？』

正確に言えば２ヵ月は全く連絡取れてなかったんだから…何ヶ月って言うんだろう？？

MN『そっかっ…意外と短いんだね。ふぅ〜ん、そうなんだ。』

YC『恋愛って長けりゃいいってもんじゃないでしょ？ようは絆…ヒョンとAの絆は半端ないんだからなっ！』って…

こいつにはこれくらい言っとかなきゃなっ!!

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