見届けるから… +JJ・JS・YN・(人3)side ページ43
さっきまでちゃんと笑えたはずなのに、なぜか熱いものが頬をつたう…
もしかして、俺、泣いてる?
ジェジュンヒョンが泣いてる。りえを抱きしめたままで…ちょっと驚いてユチョンを見ると少し苦笑い。
でもいつものように2人の間に割って入ろうとはせずに、ただ見ているだけ…
チャンミンが少し驚いた顏してジェジュンヒョンに向かって
CM「ヒョン?」なにか言いかけようとした。
その時ユノヒョンが
YN「いいんだよ、これでジェジュンもやっと卒業できる。りえへの恋心にちゃんと終止符を打つことができるんだ。」
俺の場合は、切ない気持ちを真紀子の前で全部出しきる事が出来た。
気持ちを受け入れてもらえないことほど辛い事はなかったけれど…誰かに気持ちを聞いてもらえるだけで、それだけ心の負担は違うはず…
ジュンスの場合もそうだった。
りえに打ち明けた事、ちゃんと俺達の前で口にした。もちろん届かなかった思いも一緒に…
だけどジェジュンはりえの思いを1人で消化しようって頑張ってた。冗談で笑い飛ばして何とか風化させようとしていた…
だからきっと忘れられなかったんだ。
今、初めてみんなの前でりえへの恋心を全部さらけ出したジェジュン…
それでいいんだ。
思いが届かずに涙することはけっして恥ずべきことではない。
ジェジュン、思い切り泣けばいいよ。
俺達、ジェジュンのりえからの卒業。
ちゃんと見届けてるから。
耳元できこえるジェジュンの少しかすれた声。
JJ「りえ、俺さ…りえの事、忘れられなかったよ。
いや、きっと今でも未練たっぷりなのかもしれない。
でも、これだけは覚えておいて…俺の望みはいつでもりえが笑っていられること。
それがもし俺の横じゃなくってユチョンの横ならそれでいい。それでいいから…」そして、私の事をしっかり抱きしめてくれた。
ジェジュンの肩越しに見えるユチョンの姿。
ちょっと涙目で…でもしっかり笑顔でいてくれた。
私の知らない5人とりえさんの歴史。
でも、多分、今日この瞬間に素敵な過去に変わるんだろうって…そんな気がした。
唯「A…私も夢から現実に戻らないとねっ。これ以上長引かせたら、私が私でなくなっちゃうね。」
A「唯ちゃん…」
唯「私、なんだかいい女に一歩近づいた気がする…
こんな切ない思い、本当はしない方がいいのかもしれないけど、私はこの瞬間もちっとも後悔はしてないよ。
だってそれくらい彼が大好きだったから…」
酔わずにはいられない? CM・JS・(人1)side→←ほんとの意味の終止符… +(人3)・JS・JJside
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りえ(プロフ) - はなはなさん、、、そうですね。でも試練の後はいいことがたくさんです(^^♪ (2012年10月21日 22時) (レス) id: c63e86cf0c (このIDを非表示/違反報告)
はなはな(プロフ) - 復習中♪ペタン(^^)ユチョンよかったよ~(^o^)幸せにね♪でも、次はホントに私とユノの試練が始まる(>_<) (2012年10月21日 21時) (レス) id: 58befdd3cd (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - SuHyunさん、、、モヤモヤは解消されましたか? 7章はユチョンにとって嬉しい章になってます。ニコニコしながら読んでください (2012年7月16日 10時) (レス) id: 58e343b6ec (このIDを非表示/違反報告)
SuHyun(プロフ) - りえさん» 一気に読みたいと思います♪ (2012年7月16日 8時) (レス) id: 89311b5f2f (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - SuHyun、、、期末テストお疲れ様でした。では一気に9章まで行っちゃってくださいな。。。モヤモヤ前回しておりまぁ〜す (2012年7月13日 22時) (レス) id: 58e343b6ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミッキーママ | 作成日時:2012年5月3日 17時