あなたと夢を追いかけて〜第６章

踏ん切り… YC・YN・JJside ページ38

YC「全員集合って大丈夫なの？」真っ先にマネージャーに確認する。

今日の会見を受けて、宿舎の周りは多分報道陣でいっぱいのはず。

広田「心配するなって。今日は俺の家で集まる事にしてるから…りえさんと早く2人きりになりたいだろうけど、まずはみんなに自分の口からちゃんと報告しなきゃだろっ？」マネージャーの言葉の重みを感じる。

YC「そうだねっ…一番におめでとうって言ってもらいたいのは、集まってくれてるみんなだ…」

すると俺の横に座っていたジュンスが、

JS「あ〜、あまりにも焦ってたから忘れてた。」と言うとガバッと俺を抱きしめる。

YC「お、おい、何してんの？」ちょっと焦り気味に後ろにのけぞる。

JS「ユチョン、よくやった！おめでとう！僕達のりえを一生大事にしてよ。」



マネージャーの粋な計らいでりえとユチョンとのお祝い会をマネージャーの家でやる事になった。

秀美が気を利かせて事前に真紀子に連絡を入れてくれたみたいで、俺の携帯に真紀子からメール。

「全員集合でお祝いするから、秀美さんちに集合ねっ。

私と秀美さんで美味しいお料理作って待ってるから、ユノはA達に連絡入れてねっ…」

なんとも真紀子らしいメールに思わず笑顔。

CM「なに携帯見てニヤついてるんですか？
もしかして、Aからメール？」

チャンミンが後ろから俺の携帯を覗き込み文章を流し読み。

YN「A達に連絡入れろって、真紀子から…」すると慌てて自分の携帯を確認。

CM「どういう事？僕の携帯にはメールがきてない。」



ダンスの軽い打ち合わせの後に雑誌取材。

現場に同行してくれた会社の人がマネージャーの家まで送ってくれた。

車の中で早速、Aにメールしてる。

メールを打つユノの横顔がやけに眩しくて、ちょっと視線を外して流れる景色をただボ〜ッと眺めてた。

CM「ヒョン、どうかした？」急に話しかけられて、

JJ「へっ？なに？」

CM「浮かない顔してるから…」チャンミンの言葉に反応したユノ。

YN「ジェジュン、 大丈夫？」2人とも俺の気持ちを気にしてくれてる？

JJ「何が大丈夫だよ 2人が何を気にしてるか、大体想像つくけどさっ…大丈夫にしなきゃまずいだろっ？
もう、どんなに頑張っても手が届かないんだからさ…」俺の言葉に2人とも深刻な表情。

嬉しい時にこんな事言うの反則だってわかってる。

だから最後は思い切り笑顔で

JJ「りえにいつもの笑顔が戻ってきたら、俺も自分の気持ちに踏ん切りつけるからさっ」

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