あなたと夢を追いかけて〜第６章

寂しい時の過ごし方　+（人5）・（人1）side ページ27

次の日の朝…いつもと一緒の朝なのに気持ちはどんより…

いつまで逢えないんだろう(._.)

考えると何も手に着かない。

YN「A、次に逢う時までに心の準備しておいてよ(*^_^*)

きっと次に逢うときにはキスだけじゃ愛情補給できないと思うからさっ…」

なんて笑ってたけど…私達に次があるの？

ユノが帰ってから、やっぱりなかなか寝付けなかった…



いつもの時間にスタジオ入り。こんな時は何も考えずに踊ってる方がいい。

すると同じ事を考えていた人がもう一人・・・

唯「やっぱりね(^_^;)」振り返ったA…

私の顏を見るなり近寄って今にも泣き出しそうな顏。
A「唯ちゃ〜ん(T_T)」

唯「なんて顏してんのよ！付き合っている彼氏があの東方神起なんだよ!!
それぐらい想定しておきなさいよ(ーー゛)」

A「だって〜…」

A、あんたは気持ちが通じ合ってるんでしょ？それ以上望むのは贅沢…

唯「A、ユノを信じなよ！ユノはこれで二度と逢えなくなるって言ったわけじゃないんでしょ？」下を向いてうなづくA。

唯「だったら信じて待ってなさい！

あんただけがつらい訳じゃない…ユノだってきっと寂しいし、真紀子さんやチャンミン、そしてこの私もすっごく寂しいんだから…」

寂しい気持ちは全員一緒なんだよ…

でもその中にジェジュンの名前を出すことができなかった私。

ジェジュン、ジェジュンは私に逢えなくて寂しいって思ってくれるのかな？



故意的にジェジュンの名前を言わなかった唯ちゃん…やっぱり唯ちゃんはジェジュンの気持ちを知ってるんだ・・・

A「唯ちゃん…」

唯「さぁ〜、練習、練習!! こんな時は、なんにも考えずに踊るのが一番！」

そう言って私の肩をポンポンと叩く。

ちょっとさびしそうな唯ちゃんの瞳。なんだか胸が痛くなった。



スタジオに入ると唯さんもAさんももうすでに練習していて、ちょっと出遅れた感じ。

美樹「2人とも気合いはいってるぅ〜(^_^;)」

昨日、ジュンスオッパから電話があって…りえさん迷子事件の一部始終を話してくれた。

多分、今の2人は踊っている方が楽なのかもしれないなぁ〜

唯一、踊っている時は何も考えずに集中できるから…

唯「美樹！遅いよ!! あんたももうちょっと気合い入れないと、ステージ上で私達2人の方が目立っちゃうよ。」

唯さんの喝！となりでAさんが笑ってる。

美樹「ヤバい(^_^;) それは困るぅ〜!!」

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