あなたと夢を追いかけて〜第６章

本物のチャンミン。 CM・（人４）side ページ14

真紀子の家は昔ながらの日本家屋。色んな所で頭を下げないと、色んな所にぶつけてしまいそう…

この間来た時は注意してたから一度もぶつける事はなかったんだけど、、、

真紀子のお母さんの声がした居間の襖を開けた瞬間、目の前が真っ暗に！(◎_◎;)

真紀子「チャミ！！大丈夫？！」



相当緊張していたのか、居間に入る襖を開けた途端に鴨居で頭を打ち付けるチャミらしからぬミス。

のんびり座っていたお母さんも慌てて立ち上がる。

母「あらら〜！大丈夫？」

CM「あっ、大丈夫？です。」でもこの衝撃がチャミの落ち着きを取り戻すきっかけになったのか、

CM「初めまして、僕、シム・チャンミンと言います。真紀子さんとお付き合いさせて頂いてます。よろしくお願いします。」惚れ惚れするような凛々しい横顔。見惚れちゃう(//∇//)

兄「真紀子、見過ぎだろっ(ｰｰ;)」



あの衝撃がかえって緊張を消してくれた気がした。

真紀子のお母さんは、あったかくてかわいい感じのする人。

母「チャンミンさんって、東方神起のチャンミンに似てるわね(^^) よく言われない？」って…

そしてかなり天然(^^;;

兄「おふくろ、この人、多分…本物(ｰｰ;)」

母「え〜！！そうなの、真紀子⁇」苦笑いしている真紀子。

真紀子「うん…あのチャンミン。本名知らなかったっけ？」お母さん、ちょっと固まってる？

兄「悪いね、 固まってる(苦笑)」

お兄さんは冷静な人みたいだ(^^;;



挨拶も無事すませて食事。

チャミの食べっぷりにお母さんもお兄ちゃんもちょっとビックリしてるみたい。

でも「美味しい」を連発してくれるチャミにお母さんもだんだん上機嫌。お兄ちゃんも笑顔…

バタバタの初顔合わせだったけど…結果的に構えすぎなくて良かったのかな(^^;;



とりあえず、ひと仕事終えた感覚。

真紀子の部屋に戻ると、ホッとして真紀子のベッドにごろり。

CM「緊張した〜」その言葉に真紀子が僕の顔を覗き込みながら、

真紀子「大仕事、お疲れ様でした(^^)」って…

真紀子がニコニコしてるって事はうまく言ったって事だよね？

CM「ご褒美ちょうだいよ…」そういいながら、覗き込んだ真紀子の顔をそのまま引き寄せ、甘いキスをいただき(*^^*)

このままベッドになだれ込みたいけど、それは無理だね(^^;;

その時に、ポケットにしまっていた携帯が鳴り響く。

ジュンスヒョンからのメール。

「りえがソウルで行方不明。行きそうな心辺りない？」

マジ？ヤバいじゃん！！

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