ずっとあなたが好きだった…第４章

プレゼント。 +JJ・YNside ページ7

シャワーを浴びて出てきて、自分の部屋へ戻ろうとした時にAの部屋から出てくるユノ。

気配を消すかのように忍足。

JJ「ユノ、なにやってんの？」俺がかけた言葉に背中がピクリと動く…

YN「あ〜、ちょっとねっ…ジェジュンはシャワー浴びてたの？」話しをすり替えようとしてるユノ。あやしい〜

JJ「ユノ、俺が最初に聞いてたんだけど…」

YN「そうだよね。え〜っと、打ち合わせ…そう、Aとちょっとした打ち合わせしてたんだ。」

JJ「こんな夜中に？」

YN「そうだよね…打ち合わせを夜中にするなんておかしいけど、忘れないうちにって思って…」

あきらかに怪しいユノだけど、これ以上追求すると今度は逆に攻め込まれそうな気がして…

JJ「そっか…でもユノ、Aは女の子だからねっ。打ち合わせならリビングの方がいいんじゃないかな。」

YN「そうだね…Aは女の子だもんね。色々な意味で個室に2人はやっぱりまずかったな。お互い好きな人には誤解されたくないしね。」

ジェジュンの言葉にそう答えた後に、ハッとする。俺、今、かなり大胆な事言わなかった？

玲「ユノ、ユノはたまにすっごく天然な発言しちゃうから気をつけてよねっ…」

玲からもかなり釘をさされてたのを思い出した。もしかして、好きな人のってフレーズは…やっぱりまずかった。

軽くスルーしててくれたらいいんだけど…

JJ「そうだよ。好きな人に誤解されるのって女の子にとってはかなり辛いからねっ…じゃっ、おやすみ〜」

あれっ？ ジェジュンが思うAの好きな人って、一体誰なの？


ジェジュンの誕生日…ユノから言われるまですっかり忘れていた。

毎年、この時期になるとジェジュンに似合いそうな色味の毛糸を買ってきてマフラーを作る習慣も今年はなんだかバタバタしていて思い出しもしなかった。

一番大好きな人の誕生日を忘れるなんて自己嫌悪。

ちょっとため息をついてクローゼットをあける。

たしかここら辺に去年編みかけて途中でやめてしまっていたマフラーの出来損ないのような代物をしまったはずだけど…奥まで顔を突っ込むとそれらしき紙袋発見。

あったぁ〜(*^^*)

紙袋からマフラーらしきものを取り出して長さを確認。首に巻きつけるとやっぱり物足りない長さ…

はぁ〜、せめてこの長さの2倍あればそれなりに形になるのになっ…

タイムリミットはあと一日…今日、眠らずに編んだら間に合うかななんて無謀な考えが頭をよぎった、1月25日の午前3時前だった。

ばれちゃった… +JJ・（人３）side→←打ち合わせ。 +JJside

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