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いつもアノ時は主導権握られっぱなしだからね
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ちょっとだけ勝ったような気がしてウキウキ気分で買ってきた食材をキッチンに出す
岩「ねーねー、俺のいつも履いてるズボン知らないー？」
「あーー！！洗濯物干しっぱなしー！！！」
急いでバルコニーに出て洗濯物を取り込む
日が落ち切ってしまっている空
冬は早い時間に夜空になるから好き
冬は夏よりも透き通った空気だから、綺麗に星が見えるらしい
こんな時間なのに、もう空には一番星が輝いて見えた
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取り込んだ洗濯物からお目当てのズボンを見つけた岩田さんは、適当に触って「よし、大丈夫！」とそのままズボンを履いた
「じゃあ服の片付けお願いしますねー」
岩「はーい！」
何でもやってあげる事がその人にとっていい事だとは思わない
これはやってもらえなかった事が多いからこそ分かることなのかも。
犬のように従順な剛典の片付けている姿を確認しながら、夕ご飯の準備を始めた
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岩「料理が出来る男ってどうなの？」
突然に後ろから声をかけられて身体がビクっと反応する
「え？いいと思いますよ？
樹みたいな、って事でしょ？」
岩「何かちょっと女々しくない？」
「女々しい事はないと思うけど、確かに剛典の周りにいるような人たちを見ていたら男の人が料理をするのが想像出来ないのも分からなくはないかな」
「でも樹は、生きていくための料理だったんだと思います。
それがいつの間にかさやかを喜ばせる為のものになった
だから、さやかはとっても美味しく感じたんじゃないかな？」
岩「どういう事？」
「料理って、具材も調味料も大切だけど、一番大事なのはそこに愛情が入ってる事だと私は思うんです。
誰かの為を思って作られたものって、やっぱり違うの。
だから剛典も、樹になった時はさやかの事を想って作ってあげてね！」
岩「俺、樹になってもAの事を想いながら作っちゃうかも。笑」
そう言って後ろから抱きしめてくれた身体はやっぱり温かい
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今回の作品、10点満点の100票頂きました！
本当にほんとーにありがとうございます♡
あともう少し、運命の恋3にお付き合いください！
2016.5.28 作者より
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みちゅ(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます＊ あらまた同郷の方が！実は作者もなんですよ〜！先日の舞台挨拶の時には同じ空気が吸えている！と田舎者丸出しな考えで妄想しておりました！笑 これからもゆっくりのんびり覗いてやってください。 (2016年9月2日 1時) (
レス) id: cd09dba1d6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんにちは！初めまして！のめり込むように読ませていただいてます！岐阜に住んでるのでめっちゃ嬉しくてコメントしちゃいました！！！ (2016年9月1日 18時) (レス) id: 47efb9e9f0 (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - モッチーさん» ありがとうございます。そーなんですよー、毎日他の作者様の更新通知がある度にそれに飛びつきそうになるのを必死に堪えております。笑 4は本日更新予定です！もうしばらくお待ちを^ ^ (2016年6月1日 8時) (レス) id: cd09dba1d6 (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - るぅさん» 東海地方の好感度は更にアップですね！笑 一緒に帰省した時にはひつまぶし食べさせましょう！そうしましょう！ (2016年6月1日 8時) (レス) id: cd09dba1d6 (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - 最後に出てきた男の存在が気になります！！！読み手を一旦辞めてしまうのはツラいと思いますが、更新を楽しみにしています(*^_^*) (2016年5月31日 18時) (レス) id: 7daa50604b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みちゅ
| 作成日時：2016年5月1日 8時
