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＿＿＿____来客を知らせる音が鳴る
少しでも早くお帰りなさいって言いたくて、玄関で待っていた私は
リビングに戻って画面を覗いた
＿＿＿＿＿女の人とかだったらどうしよう
恐る恐る覗いたそこには
赤い三角の帽子を被った
早く会いたくて、待ち焦がれた愛おしい人の横顔
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勢いよくドアを開けて少しだけ見慣れた彼の胸へ飛び込んだ
いつものように胸のあたりの空気を肺いっぱいに吸い込んで
「おかえりなさい」そう言うと
岩「ただいま。笑」
突然飛び込んだはずなのに全くよろめく事もない彼は、私がそうくることを予想してたんじゃないかって思う
岩「いい子で待てた？」
心臓が持っていかれてしまうんじゃないかってくらい私の胸を響かせるその声に
また恋をした
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岩田さんの家なのにキョロキョロ辺りを見渡している彼にどうしたの？って聞くと
岩「自分んちじゃないくらい綺麗になっててビックリしてんの」
「元々そんなに汚くなかったですよ？
普段掃除をしないような所だけ掃除はさせてもらいましたけど」
料理を温めながらグラスやお皿を用意する
岩「掃除は嫌いじゃないんだけどね〜
片付けるのがなんか、急にめんどくさくなるんだよね。笑」
片付けたって、どうせまた使うじゃん？って言いながらソファに座ってまたキョロキョロし始めた
「物にも、居場所を作ってあげるといいですよ
それ専用の指定位置みたいなの。
そこに帰して休ませてあげるんです。」
準備する私と飾られた部屋を交互に見てニッコリ微笑んだ
岩「そっかぁ。人間にも帰る場所が必要なように、物にも帰って休む場所がいるんだね！
俺の帰る場所は....A。
Aと一緒がいい」
岩田さんの所有物のようなその言い方が心地いい
彼の一部になれたような、そんな気さえしてしまう
岩田さんの横に密着して腰を下ろす
「私も、帰る場所は岩田さんがいいです。
どこに行っても、どんな遠くに行っても 私は絶対に此処に帰ってきたいって思います。」
肩に頭を預けると、優しく頭を撫でられた
.
もう此処以外、ありえない
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みちゅ(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます＊ あらまた同郷の方が！実は作者もなんですよ〜！先日の舞台挨拶の時には同じ空気が吸えている！と田舎者丸出しな考えで妄想しておりました！笑 これからもゆっくりのんびり覗いてやってください。 (2016年9月2日 1時) (
レス) id: cd09dba1d6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんにちは！初めまして！のめり込むように読ませていただいてます！岐阜に住んでるのでめっちゃ嬉しくてコメントしちゃいました！！！ (2016年9月1日 18時) (レス) id: 47efb9e9f0 (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - モッチーさん» ありがとうございます。そーなんですよー、毎日他の作者様の更新通知がある度にそれに飛びつきそうになるのを必死に堪えております。笑 4は本日更新予定です！もうしばらくお待ちを^ ^ (2016年6月1日 8時) (レス) id: cd09dba1d6 (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - るぅさん» 東海地方の好感度は更にアップですね！笑 一緒に帰省した時にはひつまぶし食べさせましょう！そうしましょう！ (2016年6月1日 8時) (レス) id: cd09dba1d6 (このIDを非表示/違反報告)
モッチー(プロフ) - 最後に出てきた男の存在が気になります！！！読み手を一旦辞めてしまうのはツラいと思いますが、更新を楽しみにしています(*^_^*) (2016年5月31日 18時) (レス) id: 7daa50604b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みちゅ
| 作成日時：2016年5月1日 8時
